朝日新聞の12月17日付文化欄に、このたび、大佛次郎論壇賞を受賞して、
と題した湯浅誠さんの文書が掲載されていた。
私のような天の邪鬼が全面的に賛同する内容です。
ぜひ目を通していただきたい。
「政治の監視。市民の責任」という見出しは、政治の監視をするのは市民の責任である
という文字通りの意味だが、言葉は鋭い。
・「この命、生活を守れないならば、あなたは政治家失格だから退場しなさい」
・「今回の不況は人災である」。日本の米国追従の経済界が起こした不況を、他国の
せいにする、「そんな下劣なものにひきづられる必要はない」。
・財源論など気にする必要はない。「2年前まで埋蔵金など存在しなかった。
しかしそれが『ある』ということになった。
私たちに真実は伝えられておらず、したがって正確な判断もできない。
それはわたしたちの責任ではない」。
・「けっきょく、私たちはナメられてきたのだと、思う」。
そして、ナメられても黙ってきた。
「私達に責任があるとしたら、そこにこそ責任がある」。
そして、「政権を担う人たちには、私たちを恐れてもらわなければいけない」。
最後に、「主権は民にある」と結ぶ。
まことに、明快。痛快。
湯浅さんの主張は、相手の土俵で相撲を取るな、ということだと思う。
これは、私たちが陥りやすいことだと思う。
財源や税金論などの論争の場に入り込んでいくと、私たちは中央官僚の敵ではない。
敵ではないが、それがどうしたということを言い切る。
私たちは信じることを主張する。そのことから始まる。
そのように強く思いましたね。
※写真は自宅近くの野球場の周りの落葉。
と題した湯浅誠さんの文書が掲載されていた。
私のような天の邪鬼が全面的に賛同する内容です。
ぜひ目を通していただきたい。
「政治の監視。市民の責任」という見出しは、政治の監視をするのは市民の責任である
という文字通りの意味だが、言葉は鋭い。
・「この命、生活を守れないならば、あなたは政治家失格だから退場しなさい」
・「今回の不況は人災である」。日本の米国追従の経済界が起こした不況を、他国の
せいにする、「そんな下劣なものにひきづられる必要はない」。
・財源論など気にする必要はない。「2年前まで埋蔵金など存在しなかった。
しかしそれが『ある』ということになった。
私たちに真実は伝えられておらず、したがって正確な判断もできない。
それはわたしたちの責任ではない」。
・「けっきょく、私たちはナメられてきたのだと、思う」。
そして、ナメられても黙ってきた。
「私達に責任があるとしたら、そこにこそ責任がある」。
そして、「政権を担う人たちには、私たちを恐れてもらわなければいけない」。
最後に、「主権は民にある」と結ぶ。
まことに、明快。痛快。
湯浅さんの主張は、相手の土俵で相撲を取るな、ということだと思う。
これは、私たちが陥りやすいことだと思う。
財源や税金論などの論争の場に入り込んでいくと、私たちは中央官僚の敵ではない。
敵ではないが、それがどうしたということを言い切る。
私たちは信じることを主張する。そのことから始まる。
そのように強く思いましたね。
※写真は自宅近くの野球場の周りの落葉。