岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

管理する側にとって都合のよい社会や国家は「小さくされたもの」にはとても住みずらい。

2015-09-13 05:34:31 | 国民と国会と政治
タイトルがわかりにくいね。
日ごろ思っていることだけど、今回の財務省の軽減税率案をななめ読みして思ったこと。
管理する側にとって、マイナンバーはこれから不可欠と考えているのだろう。
渡りに船の軽減税率。
マイナンバーを浸透させるツールと見えてのだろう。
「頭のいい」人が考えそうなこと。

現代社会は、必要以上に高度化(特殊化)されてしまっている。
それを推し進めたのがコンピューターであり、その社会的インフラだ。
そんな特殊化した現代社会の仕組みに「小さくされたもの」(社会的な弱者を本田哲郎さんが聖書の言葉として訳している)が、
従うわけにはいかない。
視点が違う人は、「小さくされたもの」は落ちこぼれだというかもしれない。
誰かに助けてもらえばいいというのだろう。

私は、障がいや高齢などで「小さくされた人」の傍らにいる。
毎日の生活がそうだ。

そのような人にとっての、曲がりなりにも「公明党案」のはずだ。
公明党は、平和政党という看板を下ろしてしまったが、今回の財務省案にも折れるなら、もう解党すべきだ。

このような特殊化(高度管理社会というのか)したコントロール社会を誰が求めているのだろう。
そして、そのツールとなっている今手元にあるパソコン、ネットにつながる私自身。
すでに搦めとられている。

まだ自覚症状だけはある。

「搦めとられていない」のは、私の傍らにいる人々だ。
彼らに教えてもらおう。



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