平松洋子さんの書かれる書評は私にとって大切な文章です。11月14日朝日新聞に掲載された『夫の死に救われる妻たち』ジェニファー・エリクソン、クリス・マゴニーグル著という書籍の書評から抜粋。原著の副題は、「When Death Brings Relief」死が安らぎもたらすときこの「安らぎ」とは、遺されたものの胸中に宿る解放感、安堵、自由。それを恥じのように感じて苦しむ複雑な感情に、カウンセリングや看 . . . 本文を読む
午前中、自転車で利用者さん宅に走っていました。
北の風が強く、雲は薄い灰色から濃い灰色まで様々でした。
墨網(スミアミ)でいえば、20%から90%くらいの広がりでしたね。
昼からも訪問を続けたのですが、太陽が隠れてから急激に寒くなりました。
朝、薄着で家を出たのを後悔するほどでした。
自転車で走っていると、鍵の専門店が目にとまりました。
認知症が持病になった父親が玄関から出かける(大して . . . 本文を読む
『月愛三昧ー親鸞に聞く』 高史明著 大月書店
918p! 読めるだろうか。読みたい。
県立図書館の帰り道にあるカフェによる。
後楽園に架かる鶴見橋のたもとにある。
窓越しに旭川と後楽園が見える。
いつも自転車で通過していたが、初めて中に入る。
京都の鴨川沿いにあるカフェの雰囲気がある。
これははまりそう。 . . . 本文を読む
ここ2週間ほど断続的に、
『幕末武士道、若きサムライ達』を読んでいました。
山川健一著 ダイヤモンド社
前半は知識として知っていることも少なくはなかったのですが、後半に至り作者の思いが語られていくさまは、
なかなか読みごたえがありました。
最終頁である272ページを引用させていただきたいと思います。
記憶しておきたい文章です。
憲法第9条は、武士道が最終的に帰結した言葉である。
それは日 . . . 本文を読む
土曜日は、未明に『アンフィニュシュ・ライフ』のDVDを観た。
この素っ気ないタイトルは日本での劇場未公開を意味しているのかもしれない。
ロバート・レッドフォードが老いたカウボーイ役を演じている。
ワイオミングの片田舎の町と一軒家。
敷地の中には、古くから友人(モーガン・フリーマン)が住んでいる。
熊に襲われた彼は、ベッドで苦痛の日々を送っている。
レッドフォードが介護をしている。
そこに、 . . . 本文を読む
10月~11月にかけて、研修に出かけた職員の報告を聞いた。
東京と地元で開かれた研修だが、地元の研修は居宅・地域包括合同のもの。
厚労省老健局課長補佐という肩書の人が講演したそうだ。
参加者は24年度介護保険改定の情報を少しでも知りたいとの思いが強い。
演者の話す内容は、まさに地域包括ケア研究会報告書の方向性なのだが、
参加者は乾いた砂のように新情報(参加者にとって)を吸収していく。
それも . . . 本文を読む
木曜日といえば、花モクといわれるほどの日ですが、
私にとっては毎週山場です。
週刊ストーリーでは、月曜と金曜はゆったり過ごし、
火曜日から木曜日がエンジン全開というローテが基本ですが
現実は厳しい。
木曜日は負担になります。
業務上も山場なのですが、父親の支援日でもあります。
夕方5時過ぎに退社したのち、買い物と追加分の調理、後片付け、父親の
理容、掃除と続きます。
このペースは年間変わりま . . . 本文を読む
私たちは、いまこの時代を後世の歴史家の眼で見ることができない。
生きている今という時の中で、その時代を客観的に見ることなど
不可能だ。
すべては主観といっていい。
しかし、知りたい。
今、この世界がどのような局面にあり、これからどこに向かうのかを。
クォバディス?
何処へ?
ペテロがキリストに尋ねたことばは、私たちのことばでもある。
私たちが日々見聞することが、どのくらい重要で、またどの程 . . . 本文を読む
昨日は、中学校の同級生と会う機会があった。
私の担当地区と、かつて通った中学校は隣接している。
担当している方で、お一人だけ同じ中学校区の方がおられる。
その方を昨日、訪問した。
一人住まいの男性の方で、長女さんは20kmほど離れた町、
長男の方は、隣の県にお住まいだ。
昨日は、長女さんが訪問されていた。
週1~2回は訪問されている。
実はこの方と中学校の同級だったと先日わかった。
昨日 . . . 本文を読む
担当している方の自宅を訪問したいのですが、ご本人は自宅の鍵を開けることができません。
上り框の段差をお一人では降りることができないのです。
ご近所の方に合鍵を渡されています。
そのうちのお一人を訪問して鍵を受け取りました。
地域での支援についてのお話をお聞きしました。
「もう限界です。今以上は協力できないし、ご本人の体調も悪くなるばかり。
どうしていけばいいの?」
私は数カ月のお付き合い . . . 本文を読む
先週から気になっており、訪問する予定だった一人暮らしの男性宅を訪ねる。
2時間ほどかかった。
ご本人の気持ちを理解するまでに至らなかった。
夕刻、退院されたばかりの女性のご家族から電話が入る。
「週末から歩けなくなった。
家族の支援には限界がある。
対応を考えてほしい」とのこと。
急がなければならないが、ご本人の気持ちをしっかりと聞かなくてはならない。
ショートステイの事業所にもあたってお . . . 本文を読む
この珍しい山名を持つ寺が京都府南部にあります。
デジタルテレビジョンのデータ欄で特別拝観をしていることを知り、出かけることにしました。
美しい鎌倉時代の五重塔を持つ古刹です。
平城京を開いた聖武天皇が良弁僧正に勅し建立させた観音寺が平安末期に焼失し、
解脱上人によって海住山寺として再建されました。
国宝五重塔が11月14日まで開扉されていました。
この五重塔は心柱が初層で止められているこ . . . 本文を読む
京都での土曜日の過ごし方。
まことにシンプルなものです。
午前中は自宅でゆっくりします。
テレビを観たり本を読んだりです。
今週は録画機能付きテレビジョンを購入していたので、
録画されていた映画を観ていました。
『エニグマ』
第2次世界大戦時の英国が舞台です。
英国は秘密裏に暗号解読チームを編成します。
国内のタレントが集まり、ドイツ軍の暗号に挑みます。
この暗号チームは実在し、暗号解読に成 . . . 本文を読む
京都の自宅に戻ってくるとホッとします。
まず静かです。
こうして夜半に起きていても音一つ聞こえません。
集合住宅ですが道路から奥まったところにあり、車の音が
聞こえないのです。
一方、岡山の実家は幹線道路から奥まったところには
あるのですが、木造建てでもあり、道路を通る大型の車やサイレンの音が
聞こえます。
夜明け近くなると配達の車の音が定時に聞こえます。
その音を聞くと時間がわかります。
. . . 本文を読む
今見てみると、2004年11月4日に岩清水日記を書き始めています。
7年目に入ったわけです。
相当長い間、ブログを書いています。
紙の日記ではこんなに長く続いたことはありません。
覗いていただいた人々の力があればこそです。
当時、gooブログは、5万人程度の利用だったと思います。
今は約150万人です。
30倍になりました。
大きなパワーとなっていると言えます。
今夜は『奇跡のシンフォニ . . . 本文を読む