北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

水産物と放射能

2011-07-06 23:45:47 | Weblog
 福島原発の事故以来、放射能の影響が各方面に恐れられて久しくなりました。


 道東沖サンマ流し網漁は7月8日に解禁になりますが、これを前に道では去る5日に釧路港の南200km沖でのサンマの放射能検査の結果を発表しました。

 結果は、放射性ヨウ素は検出されず、放射性セシウムについてはセシウム134とセシウム137が検出されたものの、その合計は検体のキログラムあたり12.02ベクレルという、食品衛生法上の暫定基準である500ベクレル/kgを大きく下回るものでした。

 この時期のサンマは、日本列島の東側に沿って北上してくるもので、秋サンマになると今度は日本列島から大きく離れた太平洋上を北上して北方領土あたりから北海道に沿って南下するという動きをとります。

 とりあえずは放射能値が低い状態で良かった。道庁では水産物の放射能測定を魚種を変えながら定期的に行っており、その値を示すことで風評被害を防止しようとしています。

 こうした値は正確に誠実に伝えるのが一番です。これからも適宜情報提供をお願いしたいところです。


【北海道における水産物の放射性物質モニタリングなどの結果】
  http://bit.ly/qGtwIy




    ※     ※     ※     ※     ※


 ところで、放射能の話を聞くときによく出る単位が「ベクレル」と「シーベルト」。

 聞き慣れない単位でしたが、放射能の世界では良く知られているみたい。

 

【食品安全委員会】ベクレルとシーベルトに換算する方法
  http://bit.ly/o2jj0r
 このサイトによると、ベクレルは原子核が崩壊して放射能が出る数(強さ)の単位で、一方のシーベルトは「人間が放射能を浴びた時の影響度」を表す単位なのだそう。

 同じサイトに、ベクレルをシーベルトに変換する計算式が載っていました。
 
 また注意しないといけないことは、このベクレル値の食物を【1kg】食べた時の影響が出てくるだけで、もっと少ない量子化食べなければさらに影響は小さくなります。

  それにしても早く放射能被害が落ち着いてくれることを願うばかりです。


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする