北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

たんちょう釧路空港開港50周年

2011-07-25 23:45:07 | Weblog
 今日はたんちょう釧路空港の開港50周年記念イベントが開催されました。

 たんちょう釧路空港は昭和36年7月20日に1200mの滑走路をもつ空港として開港。その後は滑走路延長を伸ばし、西暦2000年からは2,500mの滑走路で運用を続けています。

 この地域は季節的に夏の間は海霧に悩まされる日が多く、かつては視界不良で降りられない飛行機が他の空港へ回る欠航率の高い空港でしたが、計器着陸誘導装置を設置して、有視界距離が短くても降りられる空港となりました。

 誘導する計器の精度も上がり、2006年4月からは国内最高クラスのカテゴリーⅢBを運用しており、有視界距離が約50mほどあれば降りられるようになり、劇的に欠航率が改善しました。

 2001年からは台湾からの国際チャーター便の受け入れも始まり、便数も増えてきましたが、この頃から国内線では機材の小型化や路線の集約化が始まり、地方空港受難の時代となりました。

 最も利用者が多かったときは年間99万人の利用を誇った空港ですが、現在では震災の影響も受けて70万人ほどに減少の一途をたどっています。

 諸外国はまだ放射能に対する不安をもっていて、福島の上空を飛んで北海道へ来るのに消極的ですが、そんななか台湾の復興航空だけは今回の50周年に合わせて国際チャーター便を一便飛ばしてくれました。

 苦しい時の友達が本当の友達と言います。

 私も8月には台湾を訪問して様々な協力へのお礼やら9月に台湾へ渡るタンチョウのペアによる動物園同士の友好関係協会、さらには国際チャーター便の本格的な再開への営業活動をすることになりそうです。

 
 台湾か…、行きたいけれどもし現地の方と夕食を一緒にしようものなら、「ホッターラ(イッキ)!」と言いながら互いに杯を空ける風習に耐えられるものかどうか…。

 まあ行ってみないことには始まりません。

 道東観光の再興にはとにかく訪問者を増やさなくては、ね。地域の魅力のさらなる先鋭化と充実が切に望まれます。



   【やれることはなんでもやらなくちゃ】
コメント (1)
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