
朝7時半に日本船籍では最大の豪華クルーズ船『飛鳥Ⅱ』が釧路港に来港しました。
わざと幣舞橋を回って港を見ると、まさに今岸壁に着岸するところ。幣舞橋の夏の乙女の像と重ねると素敵な写真が撮れました。
輸送艦『しもきた』が来た時も、昨年は西港の第3埠頭に着岸して見学会を催して参加者がほどほどだったのに対して、今年はこの耐震岸壁に停泊して多くの市民の目に触れたことで見学者が倍増したとか。
都市景観の中に大型船が映る風景というのはまさに釧路ならではのもので、これまでの売り物だった夕焼けに加えてまた新しい魅力が加わることとなった。
予算をどこにどう配分するかは一概に語られないけれど、これまでは非常に貧相な埠頭に着岸していたクルーズ船をこれからは堂々と誇り高くお出迎えができるようになった。地道なまちづくりの結果と言って良いでしょう。
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歓迎式典では蝦夷太鼓の勇壮な演奏が披露され、多くの乗客の皆さんもデッキに出て楽しんでくれました。

朝方は海霧が発生して、霧の上にわずかに姿が見えるだけでちゃんと入ってこれるか心配した、とのことでしたが、着岸の頃には雲一つない快晴の天気となり、素晴らしい第一印象になったことでしょう。
市長からの歓迎挨拶、船長さんからの返礼が終わった後には、降りてくる乗客と入れ替わりに船内見学会に参加させてもらいました。

エレベーターで11階にある展望ラウンジでは多国籍のスタッフに目を白黒させながらコーヒーをご馳走になりました。
展望デッキの高い視点からの釧路市内、幣舞橋の風景も素晴らしく、風格ある都市に入港してきたというイメージが膨らみます。


今日の夕方には出港してしまう飛鳥Ⅱですが、道東随一都市釧路の爽やかな一日をお楽しみいただきたいものです。
Welcome 飛鳥Ⅱ !!!