全国建設業労働災害防止大会に出席しました。
各地区で毎年開催される建設業労働災害防止大会の全国大会で、北海道での全国大会は11年ぶり。
豊平区の「北海きたえーる(北海道立総合体育センター)」を会場に、全国から参加者を迎えて開催されました。
私自身、「きたえーる」に来るのは初めてで、地下鉄駅から地下道で直結の体育館は素晴らしい建物でした。今度はバレーボールなどの催しがあれば来てみようと思います。
労働災害ということになると、交通事故から転倒、転落など様々な要因でけがや死亡事故が発生します。
労働災害による死亡事故は、かつては年間4千人を超えるようなときもありましたが、一貫して右肩下がりに改善され、昨年の平成28年はこれまでで最小の928人でした。
【厚労省ホームページより】
しかし今年は、昨年同月比で全産業で悪化しています。死亡事故も約三分の一は建設産業によるもので、その建設産業でも昨年同月比で20%も多くなっています。
今回の全国大会では、二日間にわたって様々な安全への取り組みが紹介されます。
ともすると慣れが生じてついおろそかになる安全対策。建設産業の3Kの一つは「危険」ですが、このKをいつかそう言わせないようにしたいものです。
こういう事業をきっかけにして、日常生活の中でも緩んだ気持ちを取り戻さなくては。