北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

人手不足の姿

2017-10-25 23:44:28 | Weblog

 

 人手不足は各所でいろいろな姿で現れているようですが、この数日間に聞いた、人手不足のお話を紹介します。

 始めは、知人の近所のイタリアンレストランの話。

 そのお店では、パスタ、ピザなどはもちろん、その他にも様々なメニューが用意されているそうで、知人は週に一度くらい通うくらいお気に入りなんだそう。

 ところがそのお店では、日中に働いてくれるアルバイトが見つからず、ランチメニューはピザだけになってしまったそう。

「時給千円で募集しても昼間はだれも来てくれないそうだよ。ちょっと残念なんだよね」

 主婦の方ももう近くにはいないんでしょうかねえ。


          ◆ 


 人手不足その2。

 また別な知人の息子さんは関東の大学に通っているそうですが、ときどき横浜スタジアムでアルバイトをしているそう。

「観客席で、ファウルボールが飛んで来たら笛を吹いて観客に注意を促すだけの仕事なんだけど、時給2千円だそうですよ。だから『延長戦になると嬉しい』と言っていましたけどね(笑)」

 時給2千円!どんな仕事かと思うと、ずっと野球の試合を見ていて良くて、そのうえ高額のアルバイト料がもらえるというのですから、野球好きの方なら羨ましく思うのではないでしょうか。

 人手不足の影響で、賃金がじりじりと値上がりしています。

 そしてこれが都会だけの問題ではなくて、地方部でも進行し始めています。

 様々な分野で、人を使わずにいかにサービスをするか、成果を上げるかに躍起になっています。

『AIやロボットが人から仕事を奪う』と言われますが、奪われる以上に人は少なくなっているのかもしれません。

 世の中のいろいろな常識がどんどん変わってゆきそうです。
 

コメント
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