先日家族であるスープカレーの老舗のお店に入りました。
注文を終えてテーブルを見ると、「カレーのマチさっぽろ推進委員会」のアプリ登録の案内状が置かれていました。
(カレーのマチさっぽろ推進委員会ってなんだろう?)と思ってロゴを見るとコート姿の髭を生やした男性の像が手にスプーンを持っています。
これを見てピンとこなかったら札幌市民としてはちょっと困ります。
そう、この男性は紛れもなくクラーク博士。
そしてクラーク博士とカレーと言えば、クラーク博士が日本人の米食を禁止せよと言ったことが有名です。
その理由は北海道では米が育ちにくかったからなのですが、ただ米を食べるのを「カレーの時以外は禁止」と言っていて、これゆえ北海道にカレー文化を根付かせたのはクラーク博士、ということになっています。
特にカレーの具野菜の代表であるジャガイモ、ニンジン、玉ねぎなどは北海道の特産品と言っても過言ではなく、今では美味しい米も食べられる北海道。
カレーのスパイス以外は北海道産の農産品で美味しく作られるということから、札幌をカレーのマチとしよう、という取り組みが続けられているのです。
で、この「カレーのマチさっぽろ…」のアプリですが、登録すると浸かったお金の額によって異なりますが、カレー割引のクーポンがもらえるという嬉しいしかけ。
今回は親子3人で4000円以上カレーを食べたのですが、そうするとなんと400×3=1200円割引ものクーポンがもらえ、支払ったお金は2800円で済みました。
かなりお得なクーポンになっています。
アプリではこの取り組みの対象のお店も検索できますが、これを見る限りまだまだ発展途上という感じで登録されているお店はそう多くはありません。
有名どころのスープカレーやさんもまだ未登録なので、これからクーポンをもっと使える提携店が増えることを期待したいところです。
美味しいスープカレーを三割引きで食べられるなんて、札幌でヨカッター。
ぜひお試しを。