北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

春の訪れの号砲

2025-02-12 23:11:47 | Weblog

 

 札幌雪まつりが昨日で終わりました。

 最終日の午後は札幌近辺が一時猛吹雪に襲われてみるみるうちに積雪量が増えるという悪天候。

 最終日に会場に赴いた方たちはさぞ大変だったことでしょう。

 また、新千歳空港でも雪のために欠航が相次いだとのことで空港で夜を過ごさざるをえなかった人たちが多数出て混乱したようです。

 この季節の北海道の交通を安定させる関係者の皆さんの苦労に敬意を表します。

 
      ◆

 
 さて、朝出勤の時に大通公園を歩いていたら早朝から雪像の取り壊しが始まっていました。

 ニュースでは「朝8時くらいから取り壊しが始まります」なんて言っていましたが、通勤の7時15分にはもう11丁目会場では主にアニメキャラクター雪像が作られていましたがもうすべて壊されていました。

 また10丁目会場でも同時刻にはバックホウが二台で大雪像を取り壊していました。

 美しく繊細に作られた雪像が容赦なくガラガラと崩されてゆく様子は観光客に案外に人気なのだそうです。

 また雪まつりの終わりは、札幌に住む者にとっては春の訪れの号砲でもあります。

 そもそも2月前半に雪まつりが開催されるのは、この時期が最も寒い時期で雪像が解けずにいてくれるときだからです。

 そしてこの日を境にして、札幌では冬から春にモードが切り替わるような気がします。

 もちろん寒暖の波はありますが、日一日と日中の暖かさが増して最高気温がプラスになり雪解けの兆し。

 道路の雪解け水は汚くて車も歩行者も苦労が増えて行きますが、日の出がどんどん早くなって朝が明るくなってきます。

 ここまで来ると、雪かきも「もう公園にまでもっていかずに家の周りに積んでおいてもいいかな」という気持ちになってきます。

 もちろんまだまだ油断はできないし、この先も年に一度の豪雪はあり得るのですが、それでも降る雪の性質が変わって乾いたさらさら雪から重たくて粘る雪に変わります。

 雪がそろそろ解ける予感と希望が生まれます。

 

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