先日ようやく実家の家にエアコンが付いたというので行ってみることにしました。
「今日行きたいけどいいかな?」と母親に電話すると、「いいよ、ちょうどSちゃん(弟です)も来ているよ」とのこと。
兄弟とは言え、この歳になるとなかなかお互いに会えなくなるもので、これは良い機会だと出かけてきました。
今回のエアコン工事は割とおおがかりで、家の配電盤に新たに200Vの動力を引き込んでエアコン近くまで室内配線を施し、また室外機も冬でも雪に埋まらない高さに設定してもらうなど重厚なしつらえです。
今回取り付けたエアコンはなかなか良いもので、冬でもがっちり暖房として使えるものにしてもらいました。
今までは「備え付けのセントラルヒーティングが古くて暖かくならないんだよ」とのことで、家の暖房をつけつつ煙突のない室内用灯油ストーブも炊いていました。
今回の暖房エアコン設置で、もう灯油ストーブはいらなくなり心配の種が一つ減りました。
ただお値段もそれなりで手続きから配線工事、機械設置などで総額50万円を少し超えるくらいの額になりました。
支払いについては弟が親のカードと通帳を持って、母親を買い物に連れて行きがてら、ショッピングセンターにある銀行のATMでお金を振り込んでくれることになりました。
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ショッピングセンターで弟は親の通帳とカードをもってATMへ向かいました。
ところが数分して戻ってくると、「ダメだった、『お支払いできません』となったわ。ATMの限度額だなきっと」とのこと。
そして「いいよ、後で銀行の窓口で直接支払ってくるよ。それならATMの限度額はないからね」と言って銀行通帳を預かっていきました。
その後どうなっていたかな、と思っていたところ今日になって弟から「銀行へ行ったら支払いができなかった理由が分かった」というメールが入りました。
曰く、「支払いの限度額は100万円だったんだけど、振込詐欺対策で、直近の一年間にキャッシュカード振り込みをした実績がない場合は自動的に振り込み自体ができないようにしているんだって。まあこちらには正当な理由があるので、業者からの請求書を見せてATM制限を解除してもらって振り込みました。そんなことになっているなんて知らなかったよ」
銀行も銀行なりに振込詐欺対策をしているのでしょうが、知らされないとちょっと驚きますね。
ところで、「あれ?あなたがちゃんとした通帳の持ち主だとか、持ち主の身内だとかいう確認はあったの?」と訊くと、「ああ、そう言われるとそういうのはなかったなあ。請求書を見せただけで信じてくれたね」
通帳を持ち込んだのが悪い人だったらどうなったでしょう。
詐欺対策も大変ですね。
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