北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

「リボンナポリン」でしょ、それ!

2019-07-21 23:26:12 | Weblog

 高校の同級生が仕事で札幌へ来た、というので、札幌近傍に住んでいる同窓生が集まりました。

 皆同じ年なので、健康と介護の話題は盛り上がりましたが、それでもまだ仕事を続けている人たちの話は面白い。

 それにしても、居酒屋メニューの北海道限定メニュー「ナポリンサワー」を「ナポリタンサワー」と読み違え、「王道レモンサワー」を「玉葱(たまねぎ)レモンサワー」と読み間違っているようでは、もう目が心配です。

 

「遠くにあるともうよく見えないんだよ(笑)」

 最後に子供の話になりましたが、同級生が6人集まってもこの集団で、子供が8人、孫は2人とのことで、確実に少子化になっていることを感じます。

 さて、この世代が次の世代に何ができるか、考えて行動に移したいですね。  

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新十津川の山奥のキャンプ場

2019-07-20 23:56:56 | Weblog

 

 週末は新十津川町の山奥にある吉野キャンプ場でキャンプ&釣り。

 会社の創立記念日でお休みだった金曜日から二泊三日のキャンプを楽しめました。

 金曜日は我々夫婦のテント一張りだけで、広いキャンプ場を独占利用できたのは良かったのですが、管理人さんは来ずお風呂も使えない日でちょっと残念。

 土曜日は午後2時から7時までお風呂が使えるとのことで、釣りの後に入りに行きました。

 料金が大人一人300円というのは、石鹸やシャンプーのサービスがないとはいえ安すぎる印象。

 聞けば、お湯は沸かしているけれど温泉とのことですし十分にきれいで新しい施設でした。まあ毎日使えないのが残念ですが。


    ◆


 土曜日は徳富川の上流部に入ってみました。

 事前には友人から「以前はよくニジマスが釣れましたよ」とアドバイスされ、ワクワクしながら川へ。

 たしかにちょっとした淵があって、(ここなら魚がいそうだな)と思うようなところでも、なかなか顔を出してくれません。

 ごくたまにピチャっとでることがありましたが、そこではずすともう警戒して出てくれません。

 今年は厳しい釣りが続いていますががんばりましょう。


    ◆


 これだけ人里離れているとさぞ静かだろうと思ったのですが、アオサギのコロニーが近くにあって夜も朝も「ギャーギャー」と鳴く声が響き、それだけは「参ったな」という感じ。

 子育て時期を外せば静かになるのかな。

 良い川が近いのは良いですね。まだまだ知らない北海道でした。

  

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「互産互消」でお金だけではない関係をつくりたい

2019-07-18 23:33:43 | Weblog

 

 静岡県から友人のサトー君が札幌へやってきました。

 年に何度か、大通りビッセの地下歩行空間で静岡県所縁の産品の展示販売をしているのですが、今回もその用事。

 展示販売というのは一つの形ですが、サトー君が目指しているのは「ポスト地産地消」ともいうべき「互産互消」です。

 地産地消というのは、地元で作ったものをまずは地元で消費しよう、という消費促進政策。
 
 しかし互産互消の哲学は、『互いに足りないものを補い合って互いに消費しよう』という、単に消費先を広げようというのではありません。

 その先には、互いの人的交流をはじめ地域間交流を充実させて地域間連携を果たしてゆこうという考えがあります。

 実際、静岡県掛川市では、北海道の豊頃町や京都府京丹後市などと個別の互産互消の互恵関係を構築して、単に産物を売り買いするだけでなく、自転車ツアーによる交流を行うなど、より深い関係性の構築に努力しています。

 普通産物を売り込もうというときには、「ぜひうちの産物を買ってください」とか「観光に来てください」という、こちら側の要望を訴えることで終始してしまいがちです。

 しかし「互産互消」では、「ならば先ずうちからそちらへ行きましょう」という人の交流が伴います。

 単にモノの売り買いで終わるのではなく、その先に人同士の交流ができれば、多層に亘る人的交流による関係性の強化は大きな力になってくるでしょう。

 北海道側から見ると、北海道の人たちは「北海道の産物は日本や世界の人気があるので、こちらから売り込む必要はない」と考えがちです。

 しかし単にモノの良さや地域ブランドだけで勝負をするのではなく、それを重層的な関係性がそれを支えるような地道な努力があれば、さらに産物の価値が増すのでないでしょうか。

 経済だけの関係よりもそこに情や共感の心を加えたいものです。

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人の振り見て、わが振り直せ

2019-07-17 23:46:54 | Weblog

 

 年齢とともに代謝が減っていることに気が付いてから、昼食を取らないようにしています。

 朝食はご飯に味噌汁、納豆、目玉焼きくらいでわりとがっちり食べ、お昼は抜き、夜は飲み会があれば制限なく飲み食いするというそんな感じですが、これでちょうど収支の帳尻が合って、体重が変わらない暮らしになりました。

 職場で出張へ行くと、流れでどうしても昼食を取ることになるので、それはまあ良いとして、そうなると朝を軽めにするように心がけています。

 ホテルの朝食はバイキング、というところが多いのですが、今日もご飯に味噌汁、取るおかずは卵焼きに納豆くらいというのがちょうど良い感じでした。

 周りを見ていると、たまにトレイの皿に山盛りにおかずを取って、最後は食べきるのに苦しんでいるような人を見かけますが、バイキング形式だと、「取らないと損だ」という心理が働くのでしょうか。


    ◆


 今日の朝食時に、ちょっと驚いた光景がありました。

 私は一人で朝食会場に行ったので、一人用の席が空いていれば良いと思って、窓際のカウンターのようなところに座ろうとしました。

 カウンターには、左端のところにお皿が何枚も重なっていてそこにコーヒーカップやグラス、紙ナプキンが何枚も使われて転がっていて、(ああ、3人くらいの食後の食器を片付けている途中なんだろうな)と思い、誰も座っていないその隣に座って食事を始めました。

 すると私が座った後に、その左端の席に私よりも年配の女性が一人、手にクロワッサンと2センチくらいのトースト半分とジュースを持って座ったのです。

(ええ!この食器の山はまだ食べかけだったのか!?)とまずそこで驚き、(しかもこの女性一人の食べた後なのか!?)と二度目の驚き。

 さらに今はパンを食べていますが、食器をチラ見してみるとご飯茶碗でご飯を食べた形跡もあるではありませんか。

 その女性がまた私よりもずっと小柄な人なのですが、食べる食べる。

 いくらバイキングだとはいえ、これは食べ過ぎじゃないか?と他人事ながら心配になりました。

 まあ人の心配をするよりは、自分自身の健康に責任をもつべきですね。

 人の振り見て、わが振り直せ。

 自分の適性を見極めたいものです。
 

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釧路の名物、今はこれ

2019-07-16 23:28:14 | Weblog

道内挨拶回りシリーズ。

 今日から明日は、釧路~帯広を回ることにして、今日は釧路市内で昔懐かしい皆さんや、仕事でお世話になっている方たちを訪ねて歩きました。

 釧路市役所とも関わりがあって、「お世話になっている課長さんと部長さんがいるんです」というので会いに行ったところ、お相手はかつて一緒に仕事をした懐かしい方たちばかり。

 そりゃそうだ。釧路を離れてから6年が経過しているのですから、当時は中堅だった人たちが今では立派に管理職としてその立場を守っているというのは至極当然です。

 幸いなことに、私を憶えてくれている方も多いですし、私も知り合いがいると嬉しくなります。

 苦労を共にした人たちのことは忘れないものですね。

 
    ◆

 夜は地元の営業所長と工場長らとともに懇親会。

 地下に入る小料理屋は、釧路でも3本の指に入ろうかというおいしさを誇る「ちく半」さん。

 私も久しぶりに来られて実に懐かしく嬉しいお店でした。

 お刺身を注文した際に、「クジラの肉があれば入れてほしいんですが」と言ったところ、盛り合わせになかにちゃんとクジラの赤みが。

 ブラシ状になったクジラの歯も添えられていて、釧路での刺身の美味しさをつくづく味わいました。

 地元で獲れたクジラをお店でちゃんと出しているという地域性が良いですね。

 それに「かにコロッケ」を注文しましたが、「かにクリームコロッケ」ではありません、【かにコロッケ】の名の通り、なかはカニだらけ。

 ご亭主に伺うと、「今日は花咲カニとタラバです」とのことで、カニ多過ぎ。

 久しぶりに釧路の本格料理を堪能しました。

 これからも営業に来る気満々です。 

 

 

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東洋の至言は簡にして明なり ~ 安岡正篤の『人生手帳』

2019-07-15 23:37:01 | 本の感想

 

 最近は新しい本を読むよりも、昔読んだ本を引っ張り出して再読し、初めてその言葉に出会った時のフレッシュな感動を思い出しながらその味わいを楽しむことが増えてきました。

 本を売る側も考えていて、昔の本もそのままでは売れません。

 昔の本の良いところだけを集めたダイジェスト版のほうが手軽に読めて、その大事なエッセンスを取り入れることができるという狙いがはっきりしています。

 しかしダイジェスト版が安直だ、ということでもありません。

 明治維新最大の功労者であったかの西郷隆盛は、幕末の儒学者佐藤一斎の著した『言志四録』という四冊からなる書物から、101の言葉を抜き出して、常にその傍らに置いていた、と言われています。

 言志四録は大変優れた人間修養の書物ですが、内容の量が多ければ、そこから人生のヒントを探すことが難しくなります。

 書物の中から、特に自分が感動した部分だけを集めて座右の書としておけば、手軽に自分自身を顧みることができることでしょう。

 ダイジェストはそれもまた一つの知恵なのです。


    ◆

 
 先日立ち寄った本屋さんで書架をめぐっているうちに、安岡正篤さんの『人生手帳』という本を見つけました。

 これは、故安岡先生の膨大な書物の中から選び抜かれた語録を用いた『安岡正篤勝岳語録カレンダー』の中の語録を新書版にしたものです。

 古来東洋では、「聖人の言は簡、賢人の言は明」と言われ、『論語』以来、東洋の個展は、簡明で端的な表現を良しとしてきた伝統があります。

 簡にして明なる名文を、常に座右の書としておける幸運をわずか1200円+税で得られるとは良い時代を生きているものです。

 心はときどき清い言葉で洗濯をするのが良いようです。


   
  

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他人のフライで釣れるのか?

2019-07-14 21:53:10 | Weblog

 

 雨が降ったりやんだりの置戸ダムの日曜日。

 今日はワンフライ大会です。

 ワンフライ大会というのは、一つのフライだけで釣りをして釣果を競う大会のこと。

 ふつうは自分の自慢のフライで勝負するのですが、ここは参加者から一つずつフライを提供させて、他人のフライで勝負するという変則的なルールで勝負をします。

 自分のフライでは簡単に釣れちゃうのでハンデをつけようという試みですが、これがまた面白い。

 参加者はフライを提供するのですが、釣れそうなフライを提供する必要はありません。

 わざと釣れもしないようなフライでも良いのでここで駆け引きもあるのですが、そこはフライマンの皆さん、やっぱり自慢のフライを出しちゃうんだな。

 ずらりと揃ったフライはなかなか壮観。

 高齢者から順にフライを選んで、二時間一本勝負の釣り大会開始です。


    ◆


 我々はニンフという、沈んで魚のエサに見えるようなフライを選んで、昨年魚を釣り上げたポイントへ急行。

 しかし今回は水量が少ないのと2年前の大水被害の傷跡が大きく、会えなく釣果なく惨敗でした。

 10時半に再集合をしてそれぞれ釣った魚の種類とサイズを自己申告して勝負を競います。

 今回は25人中釣果があったのが6人という厳しい釣りでしたが、それでも皆さんちゃんと釣るんですね。さすがです。

 


 優勝者ほか入賞者には参加者からの経緯を込めた拍手によるお祝いだけではなく、フライロッド他豪華な景品があります。

 6人しか釣果がなかったので残りの商品はじゃんけんで分け合いましたが、なんと妻が美味しそうな日本酒をゲットしてご満悦。

「釣れなくて逆に良かったです(笑)」

 
 こうやって遠くから仲間たちが集ってきて楽しい話をし、また次回に会う事を約束する。

 七夕のように、年に一度しか会えない友達も多いですが、会えるということが幸せです。

 置戸町のスタッフの皆様と、お会いできた多くの友人たちに感謝です。

 ありがとうございました。また来年も会いましょう!

 

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モンベルよりニトリ!

2019-07-13 23:45:46 | Weblog

 

 週末は道東北の置戸町へGO!

 毎年この時期開催の、「置けとスポーツフィッシングを楽しむ会」への参加です。

 会場は鹿ノ子ダム上流のキャンプ場なのですが、電波が通じないため丸1日間はデジタルデトックス。

 デジタルデトックスというと聞こえは良いのですが、スマホで天気の予報も見られないのちと残念。

 まあそれを「残念」と言っているようではデジタルに毒されているということでしょうけれど。


 会場には午後3時半に着いたのですが、まだほとんど人が集まっていなかったので、ダムの上流でちょっとフライを流してみました。

 よさそうなポイントがいくつかあったのですが、ほとんど魚がいない感じ。

 後で聞くと、「結構人がたくさん入っていて、抜かれている感じですね」とのこと。

 ヤマベ解禁直後とあって、ちょっと残念な釣りでした。


    ◆


 夜になるにつれてだんだん人が集まってきて、早速焼き肉とお酒飲み放題の宴会開始。

 釣り大会は明日ですが、雨が降ったりやんだりの状況で、さてこの雨が吉と出るか凶と出るか。

 渇水気味で魚も元気がないので、もうちょっと雨が欲しいところです。


 釣り師の皆さんの宿泊は車中泊の方が多く、車もハイエースなどの大きな車にどっさりと釣り道具を積んでいるほか、この中で寝泊まりをするシステムが出来上がっています。

 私たち夫婦もセレナのセカンドシートとサードシートをフラットにして寝袋で寝ていますが、いまいち良い安眠環境とは言えません。

 そこへ行くとハイエースに乗った友人は、後部座席をフラットな板にしていて、なんとそこに布団を敷きっぱなしにしています。

「布団で寝ているんですねー、すごいな」
「やっぱり日本人は、寝袋より布団の方が疲れが取れますよ。アウトドアブランドで道具を固めるのも良いですが、我々の合言葉は、『モンベル(の寝袋)よりもニトリ(の布団)』ですよ(笑)」

 これもまた道具を使ってみての実感ですね。

 いつかはニトリ!(すぐ買えよ(笑))

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情報の元は友人なのです

2019-07-12 23:40:01 | Weblog

 

 知人に美味しい夕張メロンを送ろうと、夕張の友人に「美味しいメロンを紹介して欲しい」とお願いしました。

 夕張の友人は地域をめぐってくれて、「ここですね」というところを教えてくれました。

 玉の大きなメロン4玉のセットを、知人のところと、自分たち用にも送ってもらったのですが、思った以上に大きくてびっくり。

 この大きさと品質でこのお値段のメロンとなると、市場で買い求めるのはなかなか難しく、地元事情に通じた友人ならではの情報の勝利で、持つべきものは友達です。

 置いておくと、熟して来てどんどん香りが強くなってきますが、そろそろ食べごろも近いかな。

 北海道の夏は短いので、夏の風物詩はどんどん経験しておかなくては。

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目指せコンビニ! ~ あのうアスファルト工場なんですが…

2019-07-11 23:56:46 | Weblog

 

 函館出張からの帰り道で、わが社の函館にあるアスファルト合材工場を見学してきました。

 函館市の郊外にある「エコプラザ函館」は、道路舗装をするアスファルトを売る工場ですが、事務所の中は明るくて建設の現場という感じがしません。

 受付の様子などはオフィスの中から見るとまるで銀行の窓口のようです。

「受付は多分うちが一番きれいにしていると思います。受付は女性に担当してもらって、明るい感じにしていますし、この時期は冷たいおしぼりとドリンクのサービスもしています。要は来てもらった運転手さんにちょっとでも心地よい気分を味わってもらいたい、というこちら側の気遣いなんです」とは現場の営業所での説明。

 

 

「入口のところには、舗装工事に関する小物も置いてありますし袋売りの合材もディスプレイして気が付きやすくしています。合材を買いに来た際にダンプの運転手さんたちが"ついで買い"をしやすいようにしてあります。目指すは舗装のコンビニです。なんでも揃っていて『困ったらここに来よう』と思ってもらうことが目標です」

 

 

 建物の外側には来訪者用のトイレも設置してありますが、女性専用のトイレもありました。

「女性専用のトイレまであるんですか」
「本州ではもう十数年前から対応していますが、北海道ではまだ珍しいと思います。でも最近はダンプの運転手さんに女性も増えてきているんです。そう思うと女性対応の施設は充実させておくことで、お客様から選んでもらえる工場をめざすべきだ、ということなんです」

 「物を買っていただく」という精神において、アスファルト工場もコンビニも同じだという考え方にはちょっと感動を覚えました。

 こういう運動が広がって、建設現場で働く人たちの環境が豊かになると良いのではないでしょうか。

 「目指せ銀行」「目指せコンビニ」というのは実に面白い!

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