うたたねdays

趣味のフラワーアレンジメントやパン作り、その他日々の出来事を綴ってます。

パンハイセミナーPART4 1回目

2018-07-27 | 手作りパン

今月からPART4がはじまりました。

1回目は、

*ライ麦バゲット

*カリフォルニアブレッド

*バナナブレッド

を作りました。

 

カリフォルニアブレッドは、油脂ありとなしの両方を作り

食べ比べをしました。

 

ライ麦バゲットは、キャンバスの上で自然発酵させます。

発酵後、ライ麦粉をふりクープを入れて焼成します。

これは油脂ありのカリフォルニアブレッド。

こちらは油脂なし。

って、全然わかりませんよね?

見た目は全く同じですから

 

~油脂の役割について~

を、改めて勉強しました。

①パンにコクを加えて美味しくする。

②進展性を与える。

③パンの老化を遅くする。

 

①は、目的に合わせて使用する。

a)バター・・・・・・強い香りや味を持ち合わせているので

          直接パンの味に反映される。

          コクと香りがアップするため、

          しっかりとした味のパンになる

          食塩不使用を使えば、生地の塩分を

          調節しなくてよい為、使いやすい。

b)ショートニング・・無味無臭なのでパンの風味・味・香りを

          邪魔しない。(イギリスパンなど)

c)オリーブオイル(その他液体油脂)

          サラダ油・オリーブ油・ゴマ油等

          風味によって使い分ける。

②進展性を与える

油脂のもつ可塑性(外部からの力によりその形を自由に変えられること)

を利用することにより進展性が良くなる。

進展性の良い生地はオーブンの中でもよくふくらむので

パンのボリュームが大きくなる。

ボリュームが大きくなれば火通りも良くなり、

焼きあがった時、パンがふっくらし香りも良くなる。

 

③パンの老化を遅くする。

パンは焼きあがってから中に含まれる水分が蒸散することにより

固くなっていく(老化)が、油脂が入ったパンは生地中の油脂によって

ある程度水分の蒸散を防止することが出来る為、老化が遅くなる。

 

このような意味があり、油脂を入れるのですね。

で、どちらも美味しいですが、

油脂なしのほうが、まわりがパリパリしてました。

フランスパンなどはこれですね。

油脂ありはやはりバターの香りがして、

私は、ありの方が好きです。

 

バナナブレッドは、写真撮れませんでしたが

ケーキのようなパンです。

 

バナナをペースト状にして、湯で溶いたコーヒーを入れ

砂糖や卵、粉類も加えて焼いたパンです。

 

これがプリントされた1回目のメニューです。

で、家で撮ったもの。

何とも味気ない画像ですが・・・・

 

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