日暮里サニーホールの『あらかわ創造舞台芸術祭2016』に行ってきました。
能とオペラを融合した新たな舞台芸術を世界に発信する“あらかわ舞台芸術創造プロジェクト”による
あらかわ創造舞台芸術祭2016『歌うということ、謡うということ』
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オペラと能のコラボはいかに?能×オペラ「羽衣」
開演前に撮らせていただきました。
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松を背景とした能の舞台はありませんでした。
奥行きのある空間にピアノが1台、天井から薄いピンクの布がかかっていました。
この布は羽衣を意味するようです。
ピアノと謡と声楽(歌詞のないヴォカリーズ)が物語を進行させ仕舞が演じられていきます。
オペラ歌手は黒子を連想させる黒の衣装でピアノと反対側にソプラノ・メゾソプラノ・テノール・バリトンの歌手が客席に向かって一直線に並んで座ってのヴォリーズは実に見事に響き、仕舞を引き立てていました。能、オペラのどちらが主役というのではなくそれぞれがそれらしさを生かして見事に融合した舞台でした。
メゾは磯地美樹ちゃんです。美樹ちゃんの応援団、キヌさんと私が客席で楽しみました。
昨年の「蝶々夫人」のスズキ役に続き、日本の伝統美を取り入れた作品に出演の美樹ちゃんはオペラプラスアフファーの飛躍を感じます。
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