2020年2月21日(金)晴
新型コロナウイルス感染症の発症が次々に報じられています。大勢人が集まるイベントなどの中止も発表されています。このように感染への不安がつのるさなか二期会オペラ「椿姫」の公演が東京上野で2月19・20・22・23日に行われています。
メゾソプラノの磯地美樹ちゃん応援団のユミちゃん、キヌさんと私は2月20日の公演に行ってきました。いまや応援団というよりおっかけかな(笑)
不急不要の外出は控えるようにとの政府からの報道もありますが、控えるという選択肢はありません~~もちろんしっかりマスクしていきました。
マスク売り切れ状況に、手元に10枚くらいしかなかったので、(風邪ひいた時ようにとっておかなくてはと)マスクなしで外出していましたが、今週に入り、やはり不安になってマスクを使い始めました。ただし、使い捨てはなく、何十年前かに買ったガーゼマスクを見つけ出したので。
石鹸で手洗いして6時間くらい日に干してアイロンかけたら新品同様に。
いつごろマスクが買えるようになるのかな?
東京文化会館大ホール
指揮/ジャコモ・サグリパンティ
演出/原田諒
合唱/二期会合唱団
管弦楽/東京都交響楽団
キャスト
磯地美樹ちゃんはヴィオレッタの召使役です。
メゾちゃんファンにとっては悲しいかなオペラでのメゾの主役はわずかしかない。
コスチュームも舞台装置もゴージャスな舞台でした。もちろんキャストのみなさんの歌唱や演技の実力も見ごたえがありました。
特に休憩後の後半は舞台頭上に特大の鏡が下がり、ヴィオレッタの友人のフローラの催す夜会を映し出すという立体的な効果で華やかさを増していました。谷原さんの歌と演技は切なさに凄みを感じさせヴィオレッタが乗り移っているようでした。・・休憩なしに第3幕に入り、舞台中央のベットに横たわるヴィオレッタは病が悪化し、持ち物も売りつくし召使いのアンニーナと二人でひっそりと暮らしている。「アルフレードが謝罪に向かっている」とのジェルモンの手紙だけを頼りに命をつないでいる彼女は、その遅い訪問を嘆く。この場面のヴィオレッタと召使アンニーナのやり取りは静かな美しい歌声でした。突然アンニーナがかけこんで、アルフレードが戻ってきた知らせ・・・・・抱き合う二人・・・しかし死が近づいている。・・・ウルウルしちゃいます。
美樹ちゃんは特別なアリアの場面はなかったけど、最後の場面をよいシーンとすることに力になっているな~~と感じ、追っかけとしては満足満足。
このあと、演出の原田さんのトークを聞いて、いろいろ裏話など楽しみました。
そのお話はページを変えます。