蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

旅する美術展『ノマディック美術館』

2007年06月14日 | 安曇野を離れて
6月上旬の話
この24日に終わる<東京お台場>の一風かわった美術展へ所用ついでに立ち寄った。
素朴な・ユニークな・ホンマかいな・一見建物に経費をかけていないように見えるが、作品の凄さは圧倒される。
新橋からゆりかもめに乗り、東京テレポート駅下車。もう建物は見えてきました

チケット。これを見ただけで、ホンマかいな?デジタル合成写真ちゃうか?


152個のコンテナを4段ずつ積み上げた高さは10m、広さは5300平方㎡


内部から見た市松のコンテナの壁。コンテナ間の隙間は幕で塞がれている


映像作家グレゴリー・コルベール(カナダ出身)は、過去15年にわたりインド、エジプト、ミャンマ、トンガ、スリランカ、ナミビア、ケニア、南極、ボルネオなどのべ40ケ国以上訪れ、人間と動物の交流を描いた作品を撮影してきた。全く画像処理なしだという。作品には砂上の豹と子供、丸木舟上のチンパンジーと女性、海で人間と一緒に泳ぐ象など度肝を抜かれる。
館内は写真だけでなく映像広場もあり感動シーンの連続です。出口で再び質問する「ホントに生ですか?」
大きい作品ばかりだが、手づくりの和紙にセピアまたは琥珀色で刷りこんであるそうです。
2万円くらいする写真集が若者に買われていました。ロレックスの時計を付けているセレブ風の人でなく、ごく庶民的な若者たちでした。

会場内は木、布、石、切り株型の椅子など素朴な空間と重厚な空気が交錯する不思議世界。
コンテナ美術館の設計は日本人建築家坂茂(ばん しげる)氏。ニューヨーク、サンタモニカに続いて3回目の移動美術館展です。

ノマディック美術館展
↑大きな支援を受けたという Rolex Institute のサイトを拝借しました

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