夏日続きのおかげで畑のトウモロコシが太ってきた。
ひげがもっと茶色くなれば粒も大きくなり収穫だ。ルンルン
細めのを食べてみたが美味しかった。虫食いが心配で友人に送るのを思案中
指揮者小澤征爾さんを知ったのは、『ボクの音楽武者修行』を読んだ時から。
大陸育ちの彼は決して裕福な御曹司ではなかったが、大らかな性格は今の活躍を暗示していたように思う。
私は若い頃大阪フィルハーモニーを聴く機会がたびたびあった。
素人ながら管楽器が不安定なオーケストラだったが、ある日小澤さん指揮の大フィルを聴いた。全く音も迫力も違った。
舞台袖から小走りでやってきて指揮台にあがり、時を開けずに演奏が始まる。
演奏曲名は忘れたが音の記憶は残る。
後日の談話から「控え室で、直前まで繰り返し練習しているその勢いで舞台へ飛び出す」ことを知った。
『日本人は、ヨーロッパのクラシック音楽を聴くことはできても、演奏は出来ない』と小ばかにされた時代が長く続いた。
小澤さんは世界へ飛び出して行き、オペラに目覚め、世界のOZAWAとなった。
サイトウ・キネン・フェスティバル松本は瓢箪から駒的な発展をしたように見えるが、なみなみならぬ努力で世界的に珍しくまた評価されているフェスティバルである。
今年の目玉『戦争レクイエム』について「今年はほんとに反戦の、平和主義とかじゃなくて、生々しい反戦の音楽を僕たちは選びました」と記者団に語っている。
------以下Yahooニュースから-----
「戦争レクイエム」はイギリスの作曲家ブリテンの代表的な声楽作品。テノールとバリトンがそれぞれイギリス兵とドイツ兵を演じ、敵対する兵士のやりとりを通じて、第2次大戦を生々しく歌いあげ、戦争の悲惨さを訴える。小沢さんが日本で「戦争レクイエム」を指揮するのは、終戦40年の1985年に広島などで公演して以来初めて。
今年で18回目を迎えるサイトウ・キネン・フェスティバル・松本は、9月9日まで長野県松本市などで開かれる。
■余談
抽選に当たったよと通知ハガキが来た。ルンルン
「戦争レクイエム」のリハーサル(8月24日19時から指定席にて)に招待されたのだ。
・・・事情により公開できない場合もありうるので、報道機関を通じて発表いたします・・・そんなぁ
松本に近いから安曇野へ引っ越したわけではないが、同じ空気を味わえる幸福は十分感じている。