銀杏並木とたくさんのベンチ。その中のひとつに腰掛けて友を待つ。アスファルトを敷いた歩道を、小さな落葉たちが風に吹き寄せられてからからと舞っていく・・静けさ・・そしてまた、風が吹く。落葉たちがいっせいに駆け出す、また、からからと。
(今日は、妖精たちの運動会だね・・)
これは、この前の試験の日の状景。。たとえばポール・ヴァレリーの長詩『海辺の墓地』は、とっても難解な詩ですけど、海の波音が感じさせる「時」の無限性と、墓地に象徴される「命」の有限性をうたったもの。そしてこの詩の一節が出てくる『風立ちぬ』に描かれる風景は、浅間山麓のいちめんのすすき野と、そこを渡り来る風音。
人工の音から逃れて、風に耳を寄せることが少なくなってしまって残念です。。あ、そうでもないかな?ビルとビルの間では、風が鳴らす弓音も聞こえますものね。
(今日は、妖精たちの運動会だね・・)
これは、この前の試験の日の状景。。たとえばポール・ヴァレリーの長詩『海辺の墓地』は、とっても難解な詩ですけど、海の波音が感じさせる「時」の無限性と、墓地に象徴される「命」の有限性をうたったもの。そしてこの詩の一節が出てくる『風立ちぬ』に描かれる風景は、浅間山麓のいちめんのすすき野と、そこを渡り来る風音。
人工の音から逃れて、風に耳を寄せることが少なくなってしまって残念です。。あ、そうでもないかな?ビルとビルの間では、風が鳴らす弓音も聞こえますものね。