星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

月人。。。

2006-08-10 | 文学にまつわるあれこれ(詩人の海)

きょうの朝まだき、私は夢見のさなかだったと思いますが、
目覚めたらこんな写メールが届いていました。

都会の月も、もちろん好き。
眠る街並みをだまって見ていてくれるお月さま。

でもしばしば私は月を見上げて、
ビルも道路も線路も橋も、なにもない万葉の時代に、
同じように月を見上げていた、いにしえ人がいらした不思議を思うのです。

   天の海に月の船浮け桂楫かけて漕ぐ見ゆ月人壮子

  (あめのうみにつきのふねうけかつらかぢかけてこぐみゆつきひとをとこ)

万葉集巻十にある歌です。詠んだ人の名は不明。
天空の海に、月の船が浮んでいる。その月の中に桂の楫(かじ)で漕ぐ姿が見える。月の男の姿が。
という意味のようです。「月人壮子」という言葉が素敵です。

 ***

あのね、、きょう、ボスの3枚組LIVE(LP5枚組で持ってたもの)と The black crowes を500円で見つけちゃった。月に吠えたい気分!

それともうひとつ、、、誰かあたしをヴェガスへ連れてって!!!(>>)!!!