Tom Petty and the Heartbreakersのツアー写真
10代から一緒にやってる二人が 60歳になっても こんな笑顔して、 二人でおんなじコード押さえて、、 なんて素敵なことなんだろ。。
***
トムとマイクは、 たぶんずっとこんな感じで仲良かったような気がするけど、 ハートブレイカーズというのは 面白いバンドで、、 (と言っても私、バイオグラフィー的な事は良く知らないのですが、、)
以前、ドキュメンタリー映画 Runnin' Down A Dream の中でも語られていたと思いますが、 「Free Fallin'」の曲だったか、、 レコーディングの時にメンバーが (この曲はやりたくない)って言って、 トムが(やりたくないなら弾かなくてもいいよ)って言ったら 本当に出てっちゃった、、って。 その出て行ったのが、 今は亡きベーシストのハウイーと、 キーボードのベンモントだったとか。。 (記憶違いならゴメンなさい)
やりたくない理由は、、 (ロックじゃない!)から。
、、、でもその気持ちわかる。 、、私もどうも、 ジェフ・リン作のトム・ペティは好きじゃない。 あの小洒落た、というか小綺麗なエフェクトに、 ジェフ・リンの匂いがして、 トム・ペティという人が本来持っている アクというか、 エグ味が無くなっちゃう気がして。。 でも、 それゆえにレコードセールスは良いのだけど。
トムの前作「Highway Companion」も、 Tom Pettyのソロ名義で、 参加してるのはギターのマイクだけ。。。 たぶん、これもジェフ・リン プロデュースで、 ベンモントとかはやりたがらなかったのかも、、と想像する。 、、その癖、 ツアーは「ハイウェイコンパニオンツアー」と銘打って The Heartbreakersでやるんだから、、 ヘンなバンド(笑)
***
、、というわけで、 バンド名義では8年ぶりのアルバム「mojo」 (Amazon.com>>)
今年のロックアルバム中の 最高傑作かも。。 ここまで 泥々の南部ブルースをやりながら、 古臭くもなく、 ノスタルジーでもなく、 逆にアグレッシヴでカッコ良く聴こえるのは何故なんでしょう。 、、もしかしたら トム・ペティ特有の、 乾いた砂みたいな、 鉄錆みたいな 〈声〉のせいもあるのかも。 ブルースシンガーには無い金属っぽさ。
そして、 今回の主役はギターの マイク・キャンベル! と断言していいくらい、 バリバリに弾いてます、 レスポールを。。 ライナー見たら、 15曲中13曲を、 59年製Gibson Les Paul Sunburst だけで弾いてる。 まさに弾き倒してますね、、 ラストの曲なんか、 どこまで泣かせるんだ~~ ってくらい。
さらに、 バンド中 おそらく一番ロックな人、 或いはパンキッシュなお方、、 ベンモント・テンチさん。 風貌は学者さんのように穏やかでも、 最もロックの気骨に溢れた人だと。。 ベンモントさんのハモンドも、 ピアノも、 効果絶大です。 ジェフ・リンさんのしょわ~~っとしたシンセとは全然違います(笑)。 ベンモントさん無くしてはThe Heartbreakersの音にはならないです。
かつて、 (ロックじゃない!)と出て行かれたペティさんは 結局ソロで制作したのでしたが、 今度はみんな揃って (ロックだ!)、、と言えるアルバムが出来ましたね。 その証拠が アルバムジャケのおじさんがたの 満足げな、 自慢げな、 このお顔が何をかいわんや、、ですね。
↑こちらは 2008年の「Mudcrutch」 (Amazon.com>>)
ハートブレイカーズのコア3人 (トムとマイクとベンモント)が、 The Heartbreakers以前にやっていたバンドの40年ぶりの再結成の、 初めてのアルバム。 これをやったからこそ、 「mojo」に繋がったと解る、、、 とても自由でカッコいい作品。 最初、、 カントリー? とか思っても、、 60年代末あたりのサイケデリックサウンドあり、 ロックンロールあり、 ブルースあり。。
今、 左サイドバーに載せている 「Lover of the Bayou」は、 The Byrdsの曲なんだね。 後期ザ・バーズって、 初期の頃とはヴォーカルスタイルも全然ちがうんだね。 こんなドスの効いた曲もあるんだ~~、、、 と驚きました。
The Byrds Untitled (Amazon.com>>)
↑これ、欲しくなった。 Live の演奏もカッコいい! 、、「Jesus Is Just Alright」ってドゥービーの曲じゃないんだ、、(!?)、、 知らなかった。。(wiki>>)
The Byrdsも含めて聴くと、 Bob Dylanとの繋がりも、 今ディランがやっている南部ブルースの匂いも、、 それからトム達が辿った Mudcrutch~ mojo という流れも、、見えてくる気がするね。。
、、ディランが来たから、、 ハートブレイカーズも、、 来てくれたらいいのになぁ。。。
10代から一緒にやってる二人が 60歳になっても こんな笑顔して、 二人でおんなじコード押さえて、、 なんて素敵なことなんだろ。。
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トムとマイクは、 たぶんずっとこんな感じで仲良かったような気がするけど、 ハートブレイカーズというのは 面白いバンドで、、 (と言っても私、バイオグラフィー的な事は良く知らないのですが、、)
以前、ドキュメンタリー映画 Runnin' Down A Dream の中でも語られていたと思いますが、 「Free Fallin'」の曲だったか、、 レコーディングの時にメンバーが (この曲はやりたくない)って言って、 トムが(やりたくないなら弾かなくてもいいよ)って言ったら 本当に出てっちゃった、、って。 その出て行ったのが、 今は亡きベーシストのハウイーと、 キーボードのベンモントだったとか。。 (記憶違いならゴメンなさい)
やりたくない理由は、、 (ロックじゃない!)から。
、、、でもその気持ちわかる。 、、私もどうも、 ジェフ・リン作のトム・ペティは好きじゃない。 あの小洒落た、というか小綺麗なエフェクトに、 ジェフ・リンの匂いがして、 トム・ペティという人が本来持っている アクというか、 エグ味が無くなっちゃう気がして。。 でも、 それゆえにレコードセールスは良いのだけど。
トムの前作「Highway Companion」も、 Tom Pettyのソロ名義で、 参加してるのはギターのマイクだけ。。。 たぶん、これもジェフ・リン プロデュースで、 ベンモントとかはやりたがらなかったのかも、、と想像する。 、、その癖、 ツアーは「ハイウェイコンパニオンツアー」と銘打って The Heartbreakersでやるんだから、、 ヘンなバンド(笑)
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、、というわけで、 バンド名義では8年ぶりのアルバム「mojo」 (Amazon.com>>)
今年のロックアルバム中の 最高傑作かも。。 ここまで 泥々の南部ブルースをやりながら、 古臭くもなく、 ノスタルジーでもなく、 逆にアグレッシヴでカッコ良く聴こえるのは何故なんでしょう。 、、もしかしたら トム・ペティ特有の、 乾いた砂みたいな、 鉄錆みたいな 〈声〉のせいもあるのかも。 ブルースシンガーには無い金属っぽさ。
そして、 今回の主役はギターの マイク・キャンベル! と断言していいくらい、 バリバリに弾いてます、 レスポールを。。 ライナー見たら、 15曲中13曲を、 59年製Gibson Les Paul Sunburst だけで弾いてる。 まさに弾き倒してますね、、 ラストの曲なんか、 どこまで泣かせるんだ~~ ってくらい。
さらに、 バンド中 おそらく一番ロックな人、 或いはパンキッシュなお方、、 ベンモント・テンチさん。 風貌は学者さんのように穏やかでも、 最もロックの気骨に溢れた人だと。。 ベンモントさんのハモンドも、 ピアノも、 効果絶大です。 ジェフ・リンさんのしょわ~~っとしたシンセとは全然違います(笑)。 ベンモントさん無くしてはThe Heartbreakersの音にはならないです。
かつて、 (ロックじゃない!)と出て行かれたペティさんは 結局ソロで制作したのでしたが、 今度はみんな揃って (ロックだ!)、、と言えるアルバムが出来ましたね。 その証拠が アルバムジャケのおじさんがたの 満足げな、 自慢げな、 このお顔が何をかいわんや、、ですね。
↑こちらは 2008年の「Mudcrutch」 (Amazon.com>>)
ハートブレイカーズのコア3人 (トムとマイクとベンモント)が、 The Heartbreakers以前にやっていたバンドの40年ぶりの再結成の、 初めてのアルバム。 これをやったからこそ、 「mojo」に繋がったと解る、、、 とても自由でカッコいい作品。 最初、、 カントリー? とか思っても、、 60年代末あたりのサイケデリックサウンドあり、 ロックンロールあり、 ブルースあり。。
今、 左サイドバーに載せている 「Lover of the Bayou」は、 The Byrdsの曲なんだね。 後期ザ・バーズって、 初期の頃とはヴォーカルスタイルも全然ちがうんだね。 こんなドスの効いた曲もあるんだ~~、、、 と驚きました。
The Byrds Untitled (Amazon.com>>)
↑これ、欲しくなった。 Live の演奏もカッコいい! 、、「Jesus Is Just Alright」ってドゥービーの曲じゃないんだ、、(!?)、、 知らなかった。。(wiki>>)
The Byrdsも含めて聴くと、 Bob Dylanとの繋がりも、 今ディランがやっている南部ブルースの匂いも、、 それからトム達が辿った Mudcrutch~ mojo という流れも、、見えてくる気がするね。。
、、ディランが来たから、、 ハートブレイカーズも、、 来てくれたらいいのになぁ。。。