星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

And on Piano ...Nicky Hopkins: The Extraordinary Life of Rock's Greatest Session Man

2011-12-21 | MUSICにまつわるあれこれ


自分への クリスマスプレゼント。 今年出た ニッキー・ホプキンスさんのバイオグラフィー本。

洋書だし、読めないかな、、と思うのだけど、 amazonのレビューにあった、 25ページにわたるディスコグラフィー、、というのを見て、 それだけでも損は無いかな、と思って購入~。

今日とどいて まだぱらぱら見ただけだけど、 そのディスコグラフィーには、 参加したアルバム名(楽曲名までは書かれていなかった)、 に加え、 参加したシングル&EP盤リストもあって、 それを見ると どの歌のピアノはニッキーなんだ、、というのがよくわかる。。

それから バンドの一員として参加したリスト。 あとは映像化のリスト、、これは極端に少ない。。 その中で、 前に書いたテリー&ザ・パイレーツと同じく ロックパラストのシリーズで、 Graham Parker and the Rumourにニッキーが参加していると、、

このDVDですね↓
At Rockpalast (1980) Graham Parker (Amazon.com)

80年か、、 このころのグラハム・パーカーさんカッコ良かったですよね、 アルバムとして聴いた記憶は無いけど、雑誌に載った写真は鮮明に覚えてます。 風貌は違うけど、 ピーター・ウルフ的なロックンローラーという感じで。 ザ・ルーモアの時代に ニッキーが一緒だったとは知らなかったなぁ。。

早速動画チェック、、 ほんとだ ニッキーだ。

やっぱり黙々と弾いてるニッキー。。 グラハム・パーカーとニッキーが合うとは とても思えないんだけど、、 きっと ストーンズでも ジェフ・ベック・グループでも、 こういう風に黙々と弾いてたんだろうな。

、、で、 本に戻りますと、、
英語がいっぱいで読めないかもと思いつつ、、 でも、 2ページ毎くらいに、 ニッキーの写真や、 一緒にやったアーティストの写真やレコードや、 いろんなスナップがいっぱい載っているので、 それを見ているだけでも楽しい。

面白いのは、 ニッキーの髪型の変化。
ジェフ・ベック・グループ時代のジェフやロッドに近い髪型から、 西海岸に移ってジェファーソン~と一緒の頃になるとぼさぼさ伸びてきて、、 クイックシルヴァーに入ると、、 それじゃジョン・シポリーナにそっくりでしょう、、って感じにロングヘアを斜め分けしたりして、、ジョンと区別つかない。。 案外 染まり易い性格なのかもしれません(笑)


あんなにも多くのロックスター達と一緒にレコードを作り、 ステージ端でピアノを弾いていたのに、 多くは写真にも、 映像にも、 映っていないセッションマン、、、 だけどずっとずっと子供のときから、 私をわくわくさせてくれるピアノを奏でてくれた人。

ニッキーにまつわる いろんな人の証言を、 楽しみながらじっくり読みたいと思います。

 ***

クリスマスが近づいて、、 ツイターでフォローしている海外のアーティストさんらのつぶやきも、 そんな話題がちらほらと。。

グレッグ・オールマンさんは、 家族を迎えるのに大忙し、、ですって。 なんと94歳のお母さまがいらっしゃると、、、 すご~い。 グレッグさん肝臓移植なんて大きな手術をして、 きっとお母さまは心配なさったでしょう、、。


前にローリングストーン誌のサイトでもストリーミングしてた、 ジャック・ジョンソンら参加のクリスマスアルバム「This Warm December」、、 いま spinnerでもストリーミングしてます。 これ聴きながらお仕事するの好き。

ラストの ジャック・ジョンソンさんの「Angel」が流れてくると、 心があったかくなる。。 お・お・おおおお~♪のところが好きです。。 これは奥さまを歌った歌。


すべてのお母さま、 すべてのお父さま すべての子供たちに 幸あれ。

そして 世界を良くするのに忙しい、、 そんな人の肩には、 お手伝いする見えない天使がいてくれますように。。。


Tour 2011 ~born-again~ 吉井和哉

2011-12-21 | LIVEにまつわるあれこれ
行ってきました、 大宮ソニックシティ。

長年のお友だちと、 居るだけでどきどきするあの日本武道館の八角形の中にいるのも 大好きな時間だけれど、、 たったひとりでステージを見降ろしながら、 SEをずっと聴いているのも好きなんだ。。 昨日はSEがとてもよく聴こえた。

 ***

「After The Apples」の新しい楽曲たちの評価は、 だんだん、、 おのずとわかってくることなんだろうね、、

吉井さんの気持ちも、、 込めた思いも、、 痛いほどよくわかる。。 痛すぎて 泣きながら見ていたくらい。。。 きっと、 みんながわかっているはず。

、、、自分が恋人だったら 泣きながら喧嘩するだろうな、、とか思ったり。。 (だから恋人にはなれない。 口出ししたくないから。)


そんなすこし重苦しい気持から見始めたけど、、

不思議なことに、 だんだんに自分の中に元気が膨らんでくるのがわかって、、 従来の曲も、 なんていい歌だろう、と思ったり、、 

自分の身体の諸々の状態から、 毎回行く前は、 吉井さんのライブももう卒業かな、、と思うけど、、 見ている途中からは、 ほんとに いろんなことを乗り越えていける力がふわっとよぎって、、 死ぬまでずっと見に来よう、と思ったりもする。。


昔の曲を歌う吉井さんは、 PULPを歌う今のジャーヴィスみたいだったし。。 いまのジャーヴィスがあのくねくねで踊ってもかっこいいから凄い。。。

ライヴの中で 吉井さんのテンションがどんどん変わっていくようすが おもしろかったし。。。


来年も、 再来年も、 ライブをしてくださるそうだから、、 今年のように年間7回みたいには行かなくても、 また行きたいと思う。 聴きたい曲は山ほどあるもの。。。

、、あ、、

新しいギタリストさんは、 ナポリタンズのバーリー・カドガンですね。。 かっこよかったです。

だけど、、 バーニーさんのスライドも レスポール弾き倒しも、、 それから吉井さんの335のソロも、、、 まだまだ聴きたい。 だって、 「生きている音」がするから。。

http://www.facebook.com/yoshiikazuya.official