星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
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ジャクソン・ブラウンさんとSRV

2019-01-08 | MUSICにまつわるあれこれ


、、ジャクソン・ブラウンさんの1982年のモントルーの映像をみつけてしまい… (もう病気…の状態 笑)

82年には 英国のグラストンベリーにも出演していたのですね、、 その映像もあるみたいだけど そちらはまだ見てない、、。 82年のモントルーと言えば、 前にも書きましたが、 スティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブルが レコードデビュー前にもかかわらず モントルーに出演して、、 そのステージを見たデヴィッド・ボウイは次作「レッツ・ダンス」でSRVにギターを弾かせ、、 そして ジャクソン・ブラウンは自宅スタジオを無償提供してSRV&double trouble にレコーディングさせた、、のでしたね

ジャクソン・ブラウンさんは 80年の「Hold Out」が その前の「孤独なランナー」よりも売れて(ビルボード1位) その頃人気絶頂だったのですね、、。
ジャクソン・ブラウンさんへの、というか アルバム「Hold Out」への個人的な思い入れについては 前にちょっと書きました。。 ハイティーンの私を支えてくれた まさに「Hold On Hold Out」な一枚。。

、、だから Hold On Hold Out - Montreux 82 を見たら、、 やっぱりたまらない気持ちになったし、、 涙うるうるなんだけど、、 ジャクソン・ブラウンさんがあまりにも若くて (この時33歳なんだけど 少年ぽい風貌だからすごく若く見える) 、、《か、、可愛い…》と、、笑
、、 でも あのセリフというか 独白を語る部分は 胸が疼くし昂るしきゅーーーっとなって死にそうになります、、 こちらがどんなに年をとっても…

見たのはそれと  The Load Out + Stay - Montreux 82 だけなんだけど、、 一昨日「Stay」聴けなかった、、って書いたので モントルーの The Load Out + Stay 見れてすごく嬉しかったです。。 82年らしく あんなチャラい(←失礼) 振りまでみんなでしていたとは…… 笑 (リンクしませんので探してみてね)

 ***

さっき 《か、、可愛い…》 なんて書いてしまったけれど、、 そんな風に若く見えるジャクソン・ブラウンさんが この時、 SRVのステージを見て援助を申し出ていたんだなぁ、、 って改めて思って。。



これは 80年8月の「Jam」誌です。 表紙はデヴィッド・ボウイさんですが 中にはボウイの記事は… 見当たらないみたいなんだけど、、 (宝焼酎の広告が見開きで載ってます)

以前に載せた ジャクソン・ブラウンさんが表紙の「ウエストコースト特集」が9月号。。 この時「Hold Out」が新譜で インタビューが載っているんです。

上の8月号には 岡田英明さんによるジャクソン・ブラウンの記事(というか岡田さんのJBへの個人的思い)が綴られていて、、 Running on empty の歌詞を引用しながら、、。 岡田さんとJBは同い年なんだそうです、、

記事の最後はこう締めくくられています(引用、御免なさい)
 「2001年には、ぼくは53歳だ。 そのときには“ランニング・オン・エンプティ”を聴かないだろう。だが、聴いたことを、忘れてはいないだろう。」

、、この岡田さんの言葉の意味は 正確にはわからないし、、 今現在、 岡田さんがどう思われるのかは全然わからないけれど、

自分にとってある時期にとても重要な意味を持っていた曲なり、 詞なり、、 余りにも自分に密接すぎて、、 自分が変化をしていった時、 或は成長しなければならなかった時期、、 どうしてももう過去を断ち切らなければならなくなる。。 そうしてもうそれらの曲を聴かなく(聴けなく)なる。。 私にとっての「Hold On」や「Running On Empty」もそうだったし、、
ボスの70年代、80年代のアルバムや楽曲も、、 今の自分にはいまはボスの歌を必要とするときではない(頼らなくてもいられる、という意味で)、、 そう思って聴かない時期もかなり長い期間あったし。。

、、 でも 聴いたことは忘れてない。 そして どんなに必要としたかも、 当時の想いも、忘れてない。。 そして 40年近くも経って ジャクソン・ブラウンさんは今も 「Running On Empty」を歌ってくれているし、、 私も今も自分にとって またふたたび重要な、 懐かしさだけでなく、 今の自分に重要な、、 そういう歌として聴くことが出来るようになった、、 「Hold On」や「Hold On Hold Out」もね。。

、、 人間て、、 若い時は若さゆえに何かが足りなくて苦しくて それである歌に背中を押して貰ったり闘う力を貰ったりするものだし、、 でも、、 ある年齢を越えると 今度はその年齢ゆえにいろんなものが思うままにならなくなったり自分がもどかしかったり、、 だからまた色んな事に抗ったりちょっと頑張らないといけなかったり、、 そんな風にしてまた歌を必要とする時期が来ているのかも、、?
思い出とか、 懐かしさ、 そればかりではなくて……

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あ!! そうそう 

ジャクソン・ブラウンさんとSRVがふたりで「Stay」を演奏している音源があったのよ! 凄~い 吃驚した。。 89年ですって


きょうは デヴィッド・ボウイさんのお誕生日でした。 Happy Birthday !!






、、朝のスープを作っていたら 窓ガラスが曇って、、 それで 窓の水滴越しに朝陽を撮ったら まるでターナーの絵のようになりました。。