星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

星たちがささえてくれる… きっと

2024-05-21 | …まつわる日もいろいろ
 北のオーロラは美しい夢のように、かすかに光っている。風はやんだ。空はめまいを誘うように高く澄みわたり、激しい寒さが戻っている。 …(略)… 不安定で災いに満ちた危うい道を歩んでいるのは承知のうえた。わたしに決められることはなにもない。空は頭上でぽっかりと開いた深い淵のようだ。わたしがその淵に墜ちるのを止められるのは、乱雑にちりばめられた星たちだけだった。


ゆうべ読み終えた本のなかからの引用。 なんて美しい描写。 そして力強い言葉。
とりわけ、 (不安定で~危うい道を)からの部分に自分の想いを重ねあわせました。 、、(災いに満ちた)というほどの重い実感は、いまの自分には無いけれども、、 

天空が墜ちてくるよう… というのではなく、 自分が空に墜ちていく… 受け止めてくれるのは散りばめられた星たち。。 その逆転のイメージが新鮮で 力強い。

これから先のこと、、 運命的な、 というより 宿命がさし示す道のゆくへは…  (わたしに決められることはなにもない) 


でも、 美しいオーロラの待つ空が さきに見えているなら、、 きっとそこを目指す よね。


そしてもし、 足元を踏みはずして天に墜ちたら、、


星たちにこの身を預けよう…


 ***

この引用の本のことは また書ける時間ができたら書きたいとおもいます。 素敵な物語でした。 先日の太陽フレアがもたらしてくれた世界各地のオーロラの写真、、 綺麗でしたね。 宇宙とわたしたちはこんなふうに繋がっているのに 都市に暮らしているとつい地上の物事ばかりに気を取られて、 宇宙を実感できなくなってしまうのが残念。。 そんな時に上記の記述に出会って、 とても嬉しかったのです。


またしばらく読書の日々を過ごします。 アメリア・イヤーハートの手記も読まないと。。



良い日々をお過ごしください…
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