ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

グループ送迎ってやだな

2006年02月23日 08時14分23秒 | 思ったこと
 滋賀県で園児が2人殺害された事件があったけど、そこではグループ送迎というもので園児の送迎をやっていた。う~ん、こういうのはやだなぁ。恐らく皆で話し合って多数決でもして決めたんだろう。上手く行けば毎日送迎しなくてもいいから楽なんだろうけど、あまり親しくない親同士や子供同士だと余計な気を使いそうだ。

 人によっては時間に正確だったりそうでなかったりで毎日ちょっとした時間待たされる人も居るだろう。「またあの子、車の座席汚してぇ」とか他にも些細な問題はありそうだ。こういうのは仲が良ければ気にもならない。だけどそれほどでもないと日々不満が溜まる。そんなのを何年もやるなんてゾッとする。

 何かを決める時、多数決に馴染むものとそうでないものはある。だから多数決で決めたからといって強制するってのはどうかと思う。しかしこう言う決め方をしてるところはけっこうある。地域的には田舎と呼ばれるところでこういうのはよくありそうだ。しかし自治体の大きさや住んでる人によってこうなり易い事がある。田舎に限ったことではない。

 海の向こう側ではショウグンサマと呼ばれてる人が何でも決めるらしいけど、この多数決ってのも見えないショウグンサマっていうか何というか。決める内容によっては民主的な多数決もへったくれも無いような気がする。

「最近新しい人が増えてきたので地域の親睦を深めたいと思います」
「どうせ宴会だろ」
「もう分っちゃいましたか」
「それしか無いもん」
「そういうわけで今年は毎月1回親睦会ってのはどうでしょう」
「賛成」
「でも毎月ってのはちょっと・・・」
「いいじゃないか、どうせ家で飲んでるんだから」
「ま、それもそうか」

異論はあったものの何時ものように早速多数決をすることになった。

「では多数決の結果、毎月第3日曜日は親睦会ということにします」
「会費の一部は区費から補填するってことでどうでしょう」
「異議なし」
「ではそういうことで皆さんよろしくお願いします」

     ・・・・・

「あのぉ、私はやっぱりアルコールがどうも・・・」
「なんだい、今多数決で決まったんだぞ」
「それに月曜日は早番だし」
「あんたそんな事言って親睦を深めるってのはヤダってのかい?」
「そうじゃなくって・・・」
「そんなんじゃ協調性が無いって言われちゃうよ」
「まぁ、じゃぁ参加します」
「よぉし、これで全員参加だ」
「やっぱりこの自治体はまとまりがいいですねぇ」
「どんなことでも全員揃ってやるってのが意味があるんだよ」
コメント (5)
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