暑い日々を過ごした今年の夏・・・、エアコンの効いた部屋で、本箱から取り出した古い本をたくさん読みました~~(苦笑)。
その中の一冊~~、
「無花果の実のなるころに」~~お蔦さんの神楽坂日記 西條 奈加 著
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痛快なのに、何だか心ほんわかする本です~~♪
もと神楽坂の芸者だったお蔦おばあちゃん~~、今は、履物屋さんを経営しているのですが、その人柄に魅せられていつもたくさんのご近所さんが集まっている家なんです。
その孫息子の中学生の望(のぞむ)くん~~、父親が北海道へ転勤になり、もともと北海道出身の母親も喜んでいっしょについていってしまったのです(笑)。
それに、「せっかく中高一貫の学校に入学したのだから、また受験は大変」と、東京に残り、おばあちゃんであるお蔦さんの家でいっしょに暮らすことになりました。
二人の日々の暮らしの中で起こる様々な事件を、お蔦おばあちゃんの人情味あふれる気遣いと、望の美味しい手料理やスイーツの味もからめての(望の家では代々男子が料理をする家系なんだとか~~!)楽しい、面白い、心温まる物語が、6篇入っています。
(これはシリーズものです。これが一冊目。その他に何冊もの物語りが発行されています)
神楽坂~~数年前に、夫の二人で散策しました。
ちょっと横町に入ると、古い家が料理屋として残っていたり、古いお店をリノベーションさせたおしゃれなcafeがあったりと、若い方や外国の方々がたくさん訪れていた街~~♪
物語に出てくる地名から、そんな街並みや横町を想像しながら楽しく読んだ本です。