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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

こんなに進むとは・・・、ショックと不安と・・・・。

2019-09-12 | 日記・エッセイ・コラム
2ヶ月ぶりに、妹に会いに行ってきました。
気にはなっていたのですが、7月の多忙、8月の猛暑と、なかなか行かれませんでした。

今日は、暑さも一段落で過ごしやすい日でしたから、もう一人の妹を誘って~~。
妹が、デイサービスでお世話になっている施設は、「金太郎のふるさと」として有名なM市~。


朝8時ごろから、夕方6時過ぎまで施設で過ごし、家には眠るだけに帰っている妹・・・。もちろん、朝・昼・夕の食事も、お風呂も施設で済ませています。

ですから、一ヶ月に一度のペースで施設にいる妹を訪ね、外へ連れ出して、散歩をしたり、食事をしたり、買い物をしたりしながら、時間を過ごします。
ちょうど二年になります。

今日、私の顔を見た瞬間に、突然走ってきて~、必死に何かを話すのですが意味不明・・・。
「暑い夏だったけど、元気だった?」
「少し、お話しましょうね」
と、談話室に連れて行きました。

お世話してくださる方に「何か、症状が進んでいるみたいですね・・・」と、お尋ねしたら、
「そうなんです。ここ急激なんです」と、おっしゃっていました。
それに、痩せ方も激しい・・・。

とにかく、私の顔を見てからず~~っと、おしゃべりが止まらない!
いつもいつも、同じ内容の話ですが(苦笑)

歌が大好きだった妹は、コーラスグループで歌っていた時のことが忘れられないらしく、必ず先生のお名前を毎回出します。
違う話題を振っても~~、また元の同じ話になるのが不思議(笑)
(今までの人生の中で、強く残っている出来事は覚えているんでしょうね)

「おやつ」を持って行ったので、お茶を飲みながらいっしょに食べたのですが、おしゃべりに夢中な妹は、なかなか口に入れません。


時々「食べなさい」と、小さくして渡すと、少し食べますが・・・またおしゃべり。お饅頭は、手に中にしっかり握ってしまって・・・グチャグチャ・・・(ふぅっ・・・)。

とうとう、一時間半くらいお喋りが止まらない!
(多弁も、認知症の症状のひとつみたいです)

妹の様子について施設の方に聞いたら、
着る物や履物がチグハグこと、トイレでの始末ができなくなっていること、家の中のすさまじい状態(一度、見に行ってくださったとか)~等々、
いろいろ話して下さいましたが・・・そこまで・・・と、ショック!
「ここまで進行してきているので、本人のためにも認知症専門の施設に行かれた方がいいと思います。ケアマネさんとご家族と話し合っていただくための日程調整をしているところです」ということでした。


お昼の時間になったので、「また来るわね」と、帰ろうとしたら・・・。
にくっつくようにしながら、耳下で「お姉さんは賢こくて、すごいわね。皆が言ってるわよ。いろいろ教えて欲しいって」と、ささやくように、秘密を話すように、さも重要なことのように、言うんです(苦笑)

いつもと違う妹の様子に、ちょっと怖さも感じてしまいました。
妹の頭の中に、何かが起きているのでしょうか・・・。
とっても、不安です。