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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

友人の遺作展・・・。

2019-09-15 | アート・文化
会議のため町民センターンに行き、ふと展示スペースを見たら「友人の名前」がありました。
「出口 佳子 遺作展」・・・、

小学校は違う地区でしたが、中学時代でいっしょになり、仲良くして頂いていました。

「画家」として、絵をこよなく愛し情熱を込めて描いていた彼女。


毎年、国立新美術館での展覧会をはじめ、いくつかの場所での展覧会のご案内を頂き、出来るだけ鑑賞させて頂いて、おしゃべりをするのが楽しみでした・・・。今年の春、亡くなりました。


5月に画廊で行われた「お別れ会」も足を運び、在りし日の彼女の想いを感じたのですが(5月10日の日記で様子はUPしています)、
まさか、町で「遺作展」を企画して下さったとは~~嬉しいです~~♪


若い頃の彼女の作品は、きれいな色遣いで分かり易い絵が多かった(苦笑)。


いつのころか、抽象画に転向・・・、最近は「大地」というタイトルの大作を毎年描いていました!

↑これは、彼女から頂いた「絵ハガキ」ですが、本物は150号です!

「大地」・・・彼女の思いを汲み取る絵心や力量のない私は、いつも好き勝手な感想を言っていましたが、「いいのよ~~、感じ方はそれぞれだから、何かを感じてくれたのならそれで嬉しいわ」と、優しく言ってくださいました・・・。


彼女が使っていた「絵筆」・・・、5月お別れ会のとき、祭壇で微笑む彼女に手向けたこと・・・思い出しました。

今、私が評議員をさせて頂いている小学校の「校章」も彼女のデザインです~~♪


貴女の優しい笑顔~、
力強い作品~~、
いつまでも忘れません!  安らかにお眠り下さいね。