お高くとまった環境でリサイタルばかりしているのに飽き飽きしているピアニスト、テレビドラマで成功しているのに内容が低俗だと不満たらたらの女優、収集した美術品のコレクションをことごとく手放す金持ち、などかなり恵まれた境遇にあるくせに満足していないキャラクターがメイン。
贅沢な悩み、には違いないのだけれど、当人にとっては深刻であることは説得力をもって描かれている。
三人をつなぐウェイトレス役のセシル・ドゥ・フランスがコケティッシュ。舞台挨拶で実物を見ると、映画で見るより背が高い感じ。
コンサートと舞台初日とオークションが同時進行するクライマックスは、音楽がブツ切れになるのがちょっとひっかかる。
シドニー・ポラックがアメリカ人映画監督役で登場、スコセッシと間違えられるという楽屋オチ的笑いあり。
フランス映画祭2006にて。
(☆☆☆★)
贅沢な悩み、には違いないのだけれど、当人にとっては深刻であることは説得力をもって描かれている。
三人をつなぐウェイトレス役のセシル・ドゥ・フランスがコケティッシュ。舞台挨拶で実物を見ると、映画で見るより背が高い感じ。
コンサートと舞台初日とオークションが同時進行するクライマックスは、音楽がブツ切れになるのがちょっとひっかかる。
シドニー・ポラックがアメリカ人映画監督役で登場、スコセッシと間違えられるという楽屋オチ的笑いあり。
フランス映画祭2006にて。
(☆☆☆★)