prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「息子の部屋」

2006年11月22日 | 映画
死んだ子の歳を数えるという言葉を映画にしたみたい。

もっともそれはやっても仕方のないこと、という意味だから、主人公を精神分析医にして(イタリアにもいるのね)、他人の悩みは分析できても自分のはどうしようもないというコントラストは作っているが、「哀しみが終わるとき」みたいにうんとコワい展開にするのでもないと、他これといって展開のさせようがない。

室内の色彩の配置のモダンな感覚。
(☆☆☆)



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