2時間半もあるのでどうなることかと思ったが、飽きずに見られた。
戦争絡みのエピソードが入ってきていて、これが蛍やまだ高速道路ができていない日本橋などの小道具や背景との絡め方が良くて印象的。
いくら昭和30年代だって、東京に蛍がいるのか、と思わせて、なるほどと思わせる収まり方を見せる。戦争の傷はまだ生々しかっただろうものね。
最近珍しい大がかりなクレーン撮影が多くて、CGがどうこういうより大勢を捌く芝居の捕まえる画面全般の構えが堂々としている。
後半、考え直してみると全部予想通りに展開しているのだけれど、ぎりぎり白けさせないでこちらがそうなって欲しいところに収まるが、割と予定調和的でなくてちょっと苦味が混ざっている。次作るのは、ちょっと苦しい感じ。あまり甘さがなくなっても困るものね。
掘北真希をつかまえて「トランジスタ・グラマー」(小柄だけれどグラマー)なんて実に時代がかった形容がされる。適切なのかどうか、よくわからないけれど。
万年筆をメーカーが火事で焼け残ったとかいってサクラを使って客の同情をひいて売る啖呵売は、寅さんもやっていたこと。そういや、寅さんの啖呵のうちに「東京は日本橋白木屋さんで紅白粉つけた姉ちゃんに、下さいちょうだいでいけば、××円はくだらない品物…」なんて出てくるけれど、ちょうどその日本橋で上川隆也が勤めているのがそのあたりということになるか。
(☆☆☆★★)
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ALWAYS 続・三丁目の夕日 - goo 映画
戦争絡みのエピソードが入ってきていて、これが蛍やまだ高速道路ができていない日本橋などの小道具や背景との絡め方が良くて印象的。
いくら昭和30年代だって、東京に蛍がいるのか、と思わせて、なるほどと思わせる収まり方を見せる。戦争の傷はまだ生々しかっただろうものね。
最近珍しい大がかりなクレーン撮影が多くて、CGがどうこういうより大勢を捌く芝居の捕まえる画面全般の構えが堂々としている。
後半、考え直してみると全部予想通りに展開しているのだけれど、ぎりぎり白けさせないでこちらがそうなって欲しいところに収まるが、割と予定調和的でなくてちょっと苦味が混ざっている。次作るのは、ちょっと苦しい感じ。あまり甘さがなくなっても困るものね。
掘北真希をつかまえて「トランジスタ・グラマー」(小柄だけれどグラマー)なんて実に時代がかった形容がされる。適切なのかどうか、よくわからないけれど。
万年筆をメーカーが火事で焼け残ったとかいってサクラを使って客の同情をひいて売る啖呵売は、寅さんもやっていたこと。そういや、寅さんの啖呵のうちに「東京は日本橋白木屋さんで紅白粉つけた姉ちゃんに、下さいちょうだいでいけば、××円はくだらない品物…」なんて出てくるけれど、ちょうどその日本橋で上川隆也が勤めているのがそのあたりということになるか。
(☆☆☆★★)
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