prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「やじきた道中 てれすこ」

2007年12月11日 | 映画
うーん、道中ものっていうのは何でも入るけれど(オープニングで「近松物語」のパロディまで出てくる)、謎の動物てれすこ騒動、喜多さんの都落ち、女郎の足抜け、三枚起請どころではない起請文のばらまきなどの、色々な要素が詰め込まれているのだけれどちょっとづつ物足りない、幕の内弁当みたい。

てれすこの「正体」って、あれでオチになるのかなあ。フグの仲間か、という要らぬ憶測をしたくなる。
役者はそれぞれの力量考えるとふつうの出来。
(☆☆☆)