「エイリアン」の亜流のホラーSFかなと思わせて、終盤意外とハードSF風の展開になる。
先日見た「ケース39」がわりとおもしろかったので同じクリスチャン・アルバート監督のを続けて見たわけだが、だいぶ作品の性格が違います。まず設定とストーリーをきっちり語らないと終結部のカタルシスがだいぶ減る。
コックピットにいる艦長と船の別の部分で逃げ回っているクルーたちとの話がほぼ別々に展開してどう結びつくのかなかなかわからなくて緊張感が途切れた。
中盤のミュータントみたいな連中のデザイン・造形が魅力ないのでだいぶ点が下がった。
カプセルの中で叫んでも声が聞こえない、という出だしの調子をよかったのだけど。
(☆☆★★★)