prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「おかえり、はやぶさ」

2012年04月09日 | 映画
見る前から決め付けてはいけないのだが、同じ素材で4本もの映画(劇映画仕立てにすれば3本)が短期間に集中公開されるというのは、常識的に考えてどうかしているとしかいいようがない。
パイオニア精神とか日本の技術力といったテーマを作り方そのものが裏切っているのだから。

昔の話だけれどが20世紀FOXとワーナー・ブラザースでそれぞれ高層建築火災を扱った原作の映画化を目指していて、似たようなのを二つ作るより一本のどでかいものを作った方がいいということで合作して「タワーリング・インフェルノ」ができたようなことが、できないのですね。

悪いけれど、宇宙空間で3Dやられるとただでさえ暗い画面がますます暗くなって、地上の話だとなんで3Dにしているのだかわからない。

映画の内実についてもう少し論じてもいいのだけれど、どうも内実云々ではなくパッケージでしか見られないし作られてもいないという状態に思えてならない。
三つもの同じ素材が横並びしてしまうことの一見外形的なこと自体の方が「内実」ではないか。

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4月8日(日)のつぶやき

2012年04月09日 | 映画
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