prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「化石の荒野」

2013年11月05日 | 映画
一所懸命アメリカ映画のアクション表現を追いかけているのは、いかにも角川春樹がブイブイいわせていた時期の角川映画という感じ。

パトカーがやたら何十台も玉突き衝突するあたりは「ブルース・ブラザース」、野球場で照明塔の明かりが一斉につくのと銃撃とを組み合わせた効果は「ダーティハリー」といった感じ。
ただ、肉弾戦シーンの振り付けは格闘術が取り入られるようになった今からすると古く見える。

クライマックスの雪原の銃撃戦など、今見ると日本映画のアクション表現の枠をなんとか広げようと悪戦苦闘しているのが目に見えるよう。

ストーリーはまるっきり同じ西村寿光の「君よ憤怒の河を渉れ」と同じパターン。同じすぎてちょっと笑ってしまうくらい。ただし浅野温子が出ているけれど、寿光らしいお色気サービスはない。
夏八木勲が夏木勲名義でクレジットされている。

銃弾に十文字の切り込み入れてダムダム弾代わりにするシーンがあるが、これは考証的には正しくないらしい。
「映画や漫画等のエンターテイメント作品では通常のフルメタルジャケットに刃物等で弾丸の先端に切れ目(前述の十字型が多い)を入れて殺傷力を高めた弾丸を作る描写がなされこれをダムダム弾と称しているケースが時々見られるが、これはダムダム弾が開発されるよりはるか以前、銃の精度がまだ悪い時代に猛獣を仕留める等の目的で弾丸の殺傷力を高めるためにごく一部のハンターの間で個人的に行われていた方法[3]であり、近代ではまず行われることはない。実際にそのような弾薬を発射すると弾芯である鉛だけが押し出されてジャケットのみが銃身内に残されてしまい、次弾がこれに引っ掛かって詰まってしまえば銃身が破裂するため大変危険である」Wikipedia 弾丸

映画の内容とは関係ないが、不思議なことに普通の2chステレオにサラウンドをつけた旧式のシステムで聞いていたら、パトカーの追跡シーンで警官たちの通信の会話が分離してサラウンドの方から聞こえてきた。こんなことがあるのだろうか。


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11月4日(月)のつぶやき

2013年11月05日 | Weblog

マジで怖い。こんなのに来られたひには、もう。 dailynewsagency.com/2013/11/03/cre… @dailynewsagency 遠い昔のハロウィン・コスプレは想像以上に恐ろしかった


【本棚登録】『スーツの神話 (文春新書)』中野 香織 booklog.jp/item/1/4166600…


【本棚登録】『Cryingフリーマン 1 (ビッグコミックス)』小池 一夫 booklog.jp/item/1/4091812…


急いでradikaでNHKラジオ第一の吉田豪出演番組の録音を開始。ちゃんととれるだろうか。 #nhkr1


【劣化コピー】  別に日本だけが危険でもダメってことになりまくってるよ  親が自分の子供たちのためにと言う手合いは、子供のいない人間のことを考えていないのだと思う。     健康法用の野菜スープを作って売りつけるのだから。 rekkacopy.com


GMと監督って、会社でいうならCEOと社長みたいなものか?違うか? #ss954


嫁さんが嫌いだからイヤって、逆に嫁さんが好きだから好きってことあるのか。 #ss954


川上哲治の采配っていうのが後の野球にどんな影響を与えたのか、監督采配の歴史っていうのをわかりやすく教えてくれる本とかないかな。合理性って、わかったようでわからないんだが。 #ss954