CG製だというのに生き物らしい呼吸している感じやぬめぬめした気持ち悪さなどスーパーリアリズムの域に入っている。
シリーズものではあってもストーリーがつながっているわけではなくて主役が同じだけで新作のたびにお話をリセットしているので、前の話を完全に忘れていたが、別に困らなかった(と思う)。
よく考えてみるとリディック自身は行動描写だけを通して描かれていて彼自身の内面のドラマといったものは見えず、終わってみると敵役の方のドラマになっているのに気づくのも、ハードボイルド風というか、ゴルゴ13みたい。
通してみると収まるところに収まるのだけれど、そこまでいくまでどこまで計算しているのかわからないが、適度にあっちにいったりするのが期待していないと結構楽しめる。
アクション・シーンは思ったほど派手ではなく、CGはふんだんに使われているがリアリズム寄りでショーアップにはそれほど行かない。
(☆☆☆★)
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リディック:ギャラクシー・バトル@ぴあ映画生活
映画『リディック:ギャラクシー・バトル』 - シネマトゥデイ