荒野のロケーション撮影がすばらしく盾をうまく使ったバトル・シーンもおもしろい。ただ戦いを見せるのが目的ではなく、命を助けた奴隷と二人だけで敵地に入り込み、捕虜になったりしながら父の部隊の去就を探るといった具合に異文化間の葛藤というモチーフが強い。
ローマ軍が英語を話してブリテンの人間がよくわからない現地語で話すというのが妙な気がする。そのときどきで優勢な文化圏の言語がスタンダードになるわけね。
ブリテンの原始社会の描写がもっともらしい一方でやや型通り。
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第九軍団のワシ@ぴあ映画生活
映画『第九軍団のワシ』 - シネマトゥデイ