1.魔法使いのおじいさん(79年 監督・G・アラヴィンダン)
2.切腹(62年 監督 小林正樹 音楽 武満徹 録音 西崎英雄)
3.血の婚礼(85年 監督 カルロス・サウラ 音楽 エミリオ・デ・ディエゴ 振付 アントニオ・ガデス)
4.恋人たちの曲・悲愴(70年 監督 ケン・ラッセル 音楽監督 アンドレ・プレヴィン 音楽 ピョートル・チャイコフスキー)
5.アマデウス(84年 監督 ミロス・フォアマン 音楽監督 ネヴィル・マリナー 音楽 ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルト)
6.エクソシスト(73年 監督 ウィリアム・フリードキン 音響 クリス・ニューマン ロバート・ニュードスン)
7.時計じかけのオレンジ(監督 スタンリー・キューブリック 音楽 ウォルター・カーロス)
8.ノスタルジア(監督 アンドレイ・タルコフスキー 録音 レモ・ウゴリネッリ 音響 マッシモ&ルチアーノ・アンゼロッティ)
9.ベニスに死す(監督 ルキノ・ヴィスコンティ 音楽・グスタフ・マーラー)
10.ラスト・ワルツ(78年、監督 マーティン・スコセッシ 音楽 ザ・バンド)
投票初参加です。よろしくお願いします。
順位はあってないようなものですが、強いて言うなら器楽曲による音楽だけに限らず沈黙を含めた「音」全般に対する感覚をさまざまな形で広げてくれた順といったところです。
1は人間が持った最も始原的な歌の歓びを描いているので。
2はセリフや効果音や沈黙まで含めてすべて音楽のうちとして位置付けられうることを教えられた点で。
3は手拍子や足拍子といった原初の音が同時に精錬の極致にまで高めているので。
4は音楽から広がるイマジネーションの凄まじさにおいて。
5はもうオーソドックスな映画での名曲の使い方としては極致でしょう。
6は「チューブラ・ベルズ」に限らず既成の現代音楽の使い方で。これを見てサントラ買っていなかったら、ペンデレッキとかヘンツェとかは聞いていなかったでしょう。
7は音楽が一方で持つ暴力性・扇動性を描いている点で。
8は映画における音の繊細な使い方の極致で。また「音楽」をもってこいというセリフが恐ろしい意味になることで。
9は原作から遡り音楽が芸術の中でも最も強く持つ官能性にどっぷり漬かった点で。
10は最もすぐれた音楽ドキュメンタリーとして。
といったところです。
音楽映画ベストテン受付中 12月12日の深夜24時まで
本ホームページ
2.切腹(62年 監督 小林正樹 音楽 武満徹 録音 西崎英雄)
3.血の婚礼(85年 監督 カルロス・サウラ 音楽 エミリオ・デ・ディエゴ 振付 アントニオ・ガデス)
4.恋人たちの曲・悲愴(70年 監督 ケン・ラッセル 音楽監督 アンドレ・プレヴィン 音楽 ピョートル・チャイコフスキー)
5.アマデウス(84年 監督 ミロス・フォアマン 音楽監督 ネヴィル・マリナー 音楽 ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルト)
6.エクソシスト(73年 監督 ウィリアム・フリードキン 音響 クリス・ニューマン ロバート・ニュードスン)
7.時計じかけのオレンジ(監督 スタンリー・キューブリック 音楽 ウォルター・カーロス)
8.ノスタルジア(監督 アンドレイ・タルコフスキー 録音 レモ・ウゴリネッリ 音響 マッシモ&ルチアーノ・アンゼロッティ)
9.ベニスに死す(監督 ルキノ・ヴィスコンティ 音楽・グスタフ・マーラー)
10.ラスト・ワルツ(78年、監督 マーティン・スコセッシ 音楽 ザ・バンド)
投票初参加です。よろしくお願いします。
順位はあってないようなものですが、強いて言うなら器楽曲による音楽だけに限らず沈黙を含めた「音」全般に対する感覚をさまざまな形で広げてくれた順といったところです。
1は人間が持った最も始原的な歌の歓びを描いているので。
2はセリフや効果音や沈黙まで含めてすべて音楽のうちとして位置付けられうることを教えられた点で。
3は手拍子や足拍子といった原初の音が同時に精錬の極致にまで高めているので。
4は音楽から広がるイマジネーションの凄まじさにおいて。
5はもうオーソドックスな映画での名曲の使い方としては極致でしょう。
6は「チューブラ・ベルズ」に限らず既成の現代音楽の使い方で。これを見てサントラ買っていなかったら、ペンデレッキとかヘンツェとかは聞いていなかったでしょう。
7は音楽が一方で持つ暴力性・扇動性を描いている点で。
8は映画における音の繊細な使い方の極致で。また「音楽」をもってこいというセリフが恐ろしい意味になることで。
9は原作から遡り音楽が芸術の中でも最も強く持つ官能性にどっぷり漬かった点で。
10は最もすぐれた音楽ドキュメンタリーとして。
といったところです。
音楽映画ベストテン受付中 12月12日の深夜24時まで
本ホームページ