体形が全然違うのにちょっとびっくり。「星」では若年のガン患者の役だからうんと減量したのをこちらではアクションシーンを演じるためもあってお肉を相当つけたみたい。演技者として評価された「ファミリー・ツリー」のスチルなどを見ると、もともとけっこう太めなのね。
年くったら、ここで敵側のトップを貫禄たっぷりに演じているケイト・ウィンスレットみたいになりそう。
「ハンガー・ゲーム」とかいった近未来ものはどうも世界観の浅はかさが目立って好きではないが、これも例外ではなさそう。人間を五種類に分けて支配する世界、というのはあからさまにすぎて諷刺とかカリカチュアとしてもパンチが効かないし、ヴィジュアルもあまり独創的ではない。
殺人ゲームものではないのは救い。
いろいろなバーチャルリアリティと戦うCG場面がスペクタクルとしては見もの。ただ現実の場面ではないのが最初からはっきりしているのだから、第三者である観客にはさほどのインパクトはない。
当然のように続編を予告する(三部作の予定らしい)終わり方だが、こうなると連続ドラマと見分けがつかなくなってくる。
(☆☆☆)
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