prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
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「30年後の同窓会」

2018年07月07日 | 映画
三人の男たちのやりとりがかなりとりとめなくだらだらと続いているかと思うとときどき点と点がつながるように意味がすっと通じる。
同じ原作者のダリル・ポニックサンの「さらば冬のかもめ」と同じく三人の水兵を主人公にして移動しながらエピソードを順序よく積み重ねるオーソドックスなロードムービーだった気がするが、むしろジョン・カサベテスの「ハズバンズ」をちょっと思ったりした。

三人のやりとりとセリフが自然でどこまで書かれたセリフなのだろうと何度か思った。

それにしても、父子で戦争に行き息子が先立つなど、アメリカというのは今さらながらずうっと戦争を断続的にやってきた国なのだなと思わせる。
バカをやりたい盛り若い男たちが生死の間をくぐらなくてはいけない時を一緒に過ごす戦友という関係は想像するしかないが、ちょっと特別なものがあるらしいとは思う。

「30年後の同窓会」 公式ホームページ

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7月6日(金)のつぶやき

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