prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「裏切りの獣たち」

2019年05月04日 | Weblog
「ハンターキラー 潜航せよ」の ドノバン・マーシュ監督が脚本・編集も兼ねて2014年に撮った南アフリカ映画。

警察の腐敗に嫌気がさしながら強盗犯たちの中に混じって潜入捜査をする警官が主人公で、正体をばらさずにどう立ち回るかのスリルと、いざ犯行になって金が手に入ると悪党どもの中で当然のように仲間割れになってくるりくるりと敵味方が入れ替わる展開、皮肉なオチなどいろいろルーティンながら考えている。
おそらく低予算ながら合格点の娯楽=商業映画を撮れる腕を示したと認められたということだろうか。

冒頭の追跡シーンで駆け抜けるスラムや道路に大きなヒビが入っているところなどが南アっぽいが、他は特にそれらしいところはない。
出演者はまるで馴染みがない人たちだが、犯罪ものらしい一癖ありげな顔は万国共通とみえる。

「裏切りの獣たち」 - 映画.com

5月3日(金)のつぶやき

2019年05月04日 | Weblog