ソ連に原爆技術の情報を流していた実在のイギリス女性研究者をモデルにした映画。
このモデルにしたというのが微妙なところで(名前も変えている)、実際ははっきりKGBのスパイだったとラストの字幕に出るのだが、それまでのドラマがスパイというより自分の意思で東西の力が均衡していた方が平和が保てるという判断の上で情報を渡したという組み立てなのをひっくり返す格好になって、なんだか座りが悪い。
モデルとドラマは違うとはいってもわざわざ直後に水をかけなくてもと思う。
このモデルにしたというのが微妙なところで(名前も変えている)、実際ははっきりKGBのスパイだったとラストの字幕に出るのだが、それまでのドラマがスパイというより自分の意思で東西の力が均衡していた方が平和が保てるという判断の上で情報を渡したという組み立てなのをひっくり返す格好になって、なんだか座りが悪い。
モデルとドラマは違うとはいってもわざわざ直後に水をかけなくてもと思う。
原爆の記録フィルムを映画館で見たことがきっかけという描き方だが、ソ連が原爆を開発する1949年までに記録フィルムが公開されたものか、ちょっと気になった。少なくとも占領下の日本では公開はもっと後だったろう。
宣伝ではジュディ・デンチ主演みたいだが、実際は若い(1990年生まれ)のソフィー・クックソンが大半のシーンを演じている。
「キングスマン」シリーズに出ていた人ね。
宣伝ではジュディ・デンチ主演みたいだが、実際は若い(1990年生まれ)のソフィー・クックソンが大半のシーンを演じている。
「キングスマン」シリーズに出ていた人ね。