goo blog サービス終了のお知らせ 

マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

縁起もの菓子 福ふくべ

2007年05月30日 | あべの&天王寺
0705301fuku

昨日・一昨日に続いて今日もグルメのお話。
ゲストの皆さまはきっと胸やけされているかも?
けれど期間限定のお話ですので、聞いてくださいね。


地元にある老舗の和菓子屋さん「福寿堂秀信」
この福寿堂秀信で毎月「ふくの日」に販売されるお饅頭があります。
「ふくの日」とは毎月29日のこと。
それで28、29、30日の3日間に販売される
ふくの日・縁起菓「福ふくべ」はとても人気のあるお饅頭です。


0705302fuku

この「福ふくべ」はひょうたんの形をしています。
末広がりの形をしたひょうたんは
昔から縁起の良いものとされ、除災招福のお守りや
魔除けとして広く用いられてきました。
3つ揃えば三拍(瓢)子揃って縁起がよい。
6つ揃った「六瓢箪」」は、無病(六瓢)息災のお守りになるとされます。


豊臣秀吉は合戦の馬印として千成ひょうたんを使用して
天下を取りました。
「ひょうたんから駒」ということわざもあります。
蔓が伸びて実が鈴なりになる様子から
ひょうたんは子孫繁栄のシンボルともいわれます。


「福ふくべ」は吉祥五色の帯をかけ、中は十勝産のこし餡です。
甘さ控えたコクのある味で、とても美味しいです。


0705303fuku

箱の中に「お福分け」として
福福ひょうたんの根付が入っています。
このガラス細工の根付は5種類の色があって
5つ揃えば金箔入り特性の福福ひょうたんがプレゼントされます。
それで6つのひょうたんが揃い
六瓢箪=六瓢=無病(息災)のお守りなのです。


28、29、30日に友人・知人宅へお伺いする時は
私は必ずこの「福ふくべ」をお持ちします。
先方は私から「福」を頂いたかのように喜ばれます。
「福を差し上げる」 こんな優しい心遣いもまた素敵でしょう?




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする