
昨日・一昨日に続いて今日もグルメのお話。
ゲストの皆さまはきっと胸やけされているかも?
けれど期間限定のお話ですので、聞いてくださいね。
地元にある老舗の和菓子屋さん「福寿堂秀信」
この福寿堂秀信で毎月「ふくの日」に販売されるお饅頭があります。
「ふくの日」とは毎月29日のこと。
それで28、29、30日の3日間に販売される
ふくの日・縁起菓「福ふくべ」はとても人気のあるお饅頭です。

この「福ふくべ」はひょうたんの形をしています。
末広がりの形をしたひょうたんは
昔から縁起の良いものとされ、除災招福のお守りや
魔除けとして広く用いられてきました。
3つ揃えば三拍(瓢)子揃って縁起がよい。
6つ揃った「六瓢箪」」は、無病(六瓢)息災のお守りになるとされます。
豊臣秀吉は合戦の馬印として千成ひょうたんを使用して
天下を取りました。
「ひょうたんから駒」ということわざもあります。
蔓が伸びて実が鈴なりになる様子から
ひょうたんは子孫繁栄のシンボルともいわれます。
「福ふくべ」は吉祥五色の帯をかけ、中は十勝産のこし餡です。
甘さ控えたコクのある味で、とても美味しいです。

箱の中に「お福分け」として
福福ひょうたんの根付が入っています。
このガラス細工の根付は5種類の色があって
5つ揃えば金箔入り特性の福福ひょうたんがプレゼントされます。
それで6つのひょうたんが揃い
六瓢箪=六瓢=無病(息災)のお守りなのです。
28、29、30日に友人・知人宅へお伺いする時は
私は必ずこの「福ふくべ」をお持ちします。
先方は私から「福」を頂いたかのように喜ばれます。
「福を差し上げる」 こんな優しい心遣いもまた素敵でしょう?