マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

初午(はつうま)

2010年02月01日 | 料理
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今日のフォト。
京都・伏見稲荷大社 千本鳥居。






                 






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2月が始まりました。
今月も、「マドンナのナイショ話」をよろしくお願いします。



今日、2月1日は、初午(はつうま)です。
初午は、2月の最初の「午(うま)」の日です。



そして初午は、雑節(ざっせつ)のひとつです。(節分、彼岸、土用・・・など)
京都の伏見稲荷の神さま(うかのみたまの神)が、降りた日とされています。






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古くから初午の日には、その使者であるキツネの好物の油揚げや
いなり寿司をお稲荷さんにお供えして、五穀豊穣を祈願する習わしがあります。



宇迦之御魂神(うかのみたまの神)は
農業の神さま、食べ物の神さま、商売繁盛の神さまです。



その恵みにあやかろうと、今日は「初午(はつうま)いなり」を食べました。






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今は、「すしあげ」というのがあって、便利です。
私の作る「いなり寿司」は、とてもポピュラーです。



すしあげ、人参、干し椎茸、いりごま。






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すしあげを半分に切って、中を開いておきます。






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熱湯で、油抜きをします。






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砂糖と醤油で味付けして、落とし蓋をして煮ます。






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寿司飯に入れる具を細かく切ります。
すしあげが、味付完了。






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すしあげの残りの煮汁で、寿司飯の具を煮ます。(勿体ないから使います)






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合わせ酢を入れて、具と、いりごまを入れます。
今日の寿司飯は、4合。






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混ぜると、こんな感じ。






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たくさんのいなり寿司が出来ました。(写真の他にも・・・)






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味付けしたすしあげが残ったので、ラップに包んで冷凍します。
きつねうどんの時の、油揚げにします。






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右は少しアレンジした、「変わりいなり」
錦糸卵、胡瓜、カニかまぼこです。



ツナ缶、鮭フレーク、イクラ、桜でんぶ、青じそ・・・etc
お好みで、いろいろ飾ってもいいですね。






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こちらは、地元の友達からいただきました。






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熊本県の郷土料理・・・・






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「だんご汁」です。
「すいとん」や「ほうとう」のようなものです。






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めんの原料は、小麦粉です。






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ネットで検索すると、熊本県では「だご汁」、大分県では「だんご汁」と言うようです。



付属のつゆは、味噌つゆだったけれど、味噌仕立て、すまし仕立て
どちらでもよく、お好みの味付けでいただくらしい。






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冷蔵庫の中にある材料で、豚肉、ちくわ、大根、人参、しめじ。
里芋やごぼうが、あればよかったけれど。






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だんご汁は、別に茹でるようです。






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強火で、4~5分。






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ザルにあげて。






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味噌仕立てで、作りました。
豚肉が入っているので、豚汁のようです。






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説明書の中央に、きな粉と砂糖をまぜて「やせうま」として
お召し上がりください・・・と、あります。



「やせうま」って、何?  痩馬?  何?
ネットで検索すると、意外なことが分かりました。



平安時代に、藤原鶴清麿という幼い貴族の身の回りの世話をしていた女は、
京都の八瀬出身で、「八瀬(やせ)」と呼ばれていました。



八瀬は時々、小麦粉をこねて、長くのばして麺状にして茹で
これにきな粉をまぶして、鶴清麿に食べさせていました。



鶴清麿はこの食べ物がとても好きで「八瀬、うま」と言いねだったらしい。
「うま」は、食べ物の幼児語で、これが「やせうま」の語源となったらしい。






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だんご汁の麺に、きな粉と砂糖をまぶしました。
これが熊本(大分)の郷土料理の「やせうま」です。



おやつ感覚で食べられます。
お盆にお供えする習慣があるほど、地域に根付いた食べ物だそうです。



郷土料理って、楽しいですね。






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今日の晩ご飯。



いなり寿司、だご汁(だんご汁)、若鶏の照り焼きステーキ
自家製漬けもの、デザート(キウイフルーツ)






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「変わりいなり(寿司)」にすると、可愛いでしょ?
コンコンさん(キツネさん)も、きっと大喜び。(笑)






                 






それからこれは、余談。



土曜日(30日)に、夕食を食べ終わって
ブルームーンのお月見をしていたら、主人が帰宅。






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和歌山へ釣りに行って、こんなのと一緒に帰って来ました。
チヌ(クロダイ)です。



私はお魚をさばくのが、大の苦手。
可哀そうに思うのですよね。



そしてこの魚は、上手く締めてなくて、まだ動いていた。
もう、イヤ~。






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写真、ごめん。(画像小さくします)
でも釣られた魚は、全部食べてあげるのも供養だと思っています。






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お魚ちゃんのお命を頂戴して、人間は生きているんだから。
「アラ」は、アラ炊きにして、食べてあげましょう。






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新鮮なうちに・・・と、夜の10時頃からお造りにしました。
コリコリして、とても新鮮で美味しかった。






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満月の夜、釣った魚で、月見酒。
熱燗が美味しい土曜日の夜でした。






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そして今夜は、お稲荷さんを食べ過ぎて、動けません。
夢の中で、鳥居をくぐると、待っていたりして・・・キツネが。(笑)






                 






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