マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

白夜行

2011年02月06日 | 映画
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今日のフォト。 
主人が久しぶりに釣りに出かけて、釣って来た黒鯛(チヌ)です。



でもこういう中途半端な大きさ、困るんですよね。









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「お料理したくない~」と言いながら、しなきゃならない主婦の辛さ。









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こういうところもアラ炊きや、赤だしの具に使えるのですよ。
お魚で捨てるのは、骨だけ。









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黒鯛(チヌ)の姿造りの出来上がり。
熱燗を徳利に入れて・・・今夜は飲むぞ~。









                 












今日の動画。 「白夜行」予告編。









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「白夜行」を観てきました。
観たいと思っていた映画だったので、封切り初日の初回(午前10時)で観て来た。









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密室となった廃ビルで、質屋の店主が殺された。
決定的な証拠がないまま、事件は被害者の死亡によって終結する。









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けれど、担当刑事の笹垣潤三(船越英一郎)だけは、腑に落ちないものを感じていた。









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容疑者の娘で、子供とは思えない艶やかさを放つ少女・雪穂と
被害者の息子で、どこか暗い目をしたもの静かな少年・亮司の姿が
いつまでも笹垣の目蓋(まぶた)から離れなかった。









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やがて成長した雪穂(堀北真希)と、亮司(高良健吾)。
全く面識がないはずの2人の周りで、不可解な事件が立て続けに起きる。









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そして刑事退職後も、この事件を追い続ける笹垣は命を狙われ、ついに思い至った。
19年前の驚くべき真実と、そこに結ばれた、固い絆があったことを。









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流石は東野圭吾の本格ミステリーだけあって、見応えがあり面白かった。
新聞広告には、「悪女に魅せられ 虜となった」という、サブタイトルがあった。









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その悪女を堀北真希が、懸命に演じたのだけれど、最後までかみ合わなかった。



それでも映画を観ながら、私自身どんどんストーリーにハマっていったので
それはそれでよかったのだけれど・・・
結末を知った時の衝撃に、堀北真希の醸し出す悪女では、物足りなかった。









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この雪穂という女をどんな女優なら、等身大で演じくれるだろうか?
・・・なんて、思いながら帰路についた。









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宮沢りえ、柴崎コウ、竹内結子、宮崎あおい、蒼井優、
松たか子、広末涼子、菅野美穂、松島菜々子、中谷美紀



セーラー服を着る高校生の時代もあるので、あまり年齢が高いと浮いてしまうが
若いと、最後の一番重要な部分で、演じきれないもの足りなさを感じる。









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まあ・・・一生懸命演じた、堀北真希さんには失礼な話ですが
封切り初日の初回で観たくらい、私にとって思い入れのある作品だったので
全く私自身の個人的感想、「悪女」云々は・・・お許しを。(笑)



ちなみにテレビドラマ版(2006年)では、綾瀬はるかが
韓国版(2009年)では、ソン・イェジンが、雪穂役を演じています。









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ただ刑事・笹垣潤三(船越英一郎)だけは、この役にぴったりハマっていた。
さすが、「2時間ドラマの帝王」、「サスペンスドラマの帝王」と言われるだけのことはある。









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ラスト30分、笹垣潤三(船越英一郎)が、解いていくこの事件の謎。
「ミスター2時間ドラマ」の異名を持つ彼が、衝撃の結末へと持ってゆく。









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たいてい、私のブログには、「ネタばれ」の映画の感想を書くのですが
今回だけは、これくらいで止めておかなければ・・・。



これから映画を観られる方のためにも・・・。
素晴らしい作品故、語らぬ方がよいと思います。









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幼い子供だった2人が、背負って生きて来た真実を知った時
その運命と不幸に、涙がこぼれた。



事件から19年の歳月が流れていた。












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