今日のフォト。 京都・亀岡の穴太の里に行ってきました。(京都府亀岡市曾我部町)
彼岸花は、花の盛りを過ぎてしまって、あと1週間、いえ
あと5日早ければ、満開の花を見られたことでしょう。
それでも長閑な田園風景には、心が癒されました。
途中、「穴太寺(あなおおじ)」に、立ち寄りました。
ここは、西国三十三所第21番札所です。
穴太寺で見つけた秋。
芒(ススキ)、彼岸花(ヒガンバナ)、秋明菊(シュウメイギク)、
田んぼのあぜ道に咲く彼岸花は、秋の使者。
しべちゃん、可愛い。
少しでもきれいに撮りたくて、目を皿のようにして彼岸花を探す。
ここで写真の神さまが、私に微笑む。
遠くの田んぼで、散水し始めました。
時刻は15時前。 位置的に、逆光を狙える。
重いキャリーバックを引きずって、走りました。
彼岸花に、散水した雫がこんなにもたくさん付いている。
絶対に写真の神さまからの贈りもの。 亀岡まで来てよかった。
彼岸花には、幾つもの名前がある。
そのほとんどが、物騒な名前。
幽霊花。(ゆうれいばな)
彼岸花を持ち帰ると、「火事になる」
彼岸花を摘むと、「死人が出る」 などと、言われた。
子供の頃、この赤い花は、恐い花なんだと思っていた。
地獄花。(じごくばな)
死人花。(しびとばな)
毒花。(どくばな)
花は葉を見ず、葉は花を見ず。
それゆえ、花言葉も、「想うは、あなたひとり」
田んぼの枯れかけた彼岸花に、キラキラが舞い降りた日。
来年は、旬の頃に来ます。
きっと来ますから、待っていてください。
いよいよ本格的な秋の訪れです。