
今日のフォト。 舞です。 舞ちゃんレターは嫌いだけれど
急きょ書くことになりました。








「舞ちゃん、横顔、可愛い」とか、ママが言っているけれど
そんな言葉には、乗りません。

ママとの信頼関係は、完全に崩壊しました。

ママが、「舞ちゃ~ん」と言って、近づいて来たと思ったら
一瞬のうちに、舞はキャリーの中に入っていました。
これから訪れる恐怖に、舞はおののきました。

連れて行かれた動物病院。
舞はずっとゲボゲボ吐いているので、診てもらいに。

洗濯ネットに入れられて、診察台へ。 舞は洗濯物ではありません。
先ずは、お尻に体温計を突っ込まれて、「平熱!」って。
次にゴムみたいなのを腕に巻かれて、「血管出て来ないな~」とか
言われながら、血液をとられました。
血液検査をしている間に、「歯石がたまっているな~」と言われて
無理矢理口を開けて、歯石をとられました。 口の中、血だらけ。
お腹を触って、「ウンチがたまっているな~」と言われて
浣腸して、お腹を押してウンチを山ほど出されました。
お尻の上の肛門嚢(こうもんのう)に、臭いものがたまっていると
絞り出されました。
これはスカンクみたいな 臭いのものらしいです。
最後は爪切り。 1分くらいの間に手足20本の爪を切られました。
それもメッチャ深爪。 舞は診察台で泣きびしり。

帰宅しても、放心状態。
検温、採血、歯石、浣腸、スカンクの絞り出し、爪切り。
猫の尊厳無視。 舞はレディーです。
血液検査の結果は良好で、癌とかエイズとか、恐い病気ではありませんでした。
しばらく「様子見」ということで、お薬も無し。

翌日も動物病院へ、連れて行かれるのではないかと
クローゼットの天棚に、引きこもりました。

ママは舞のご機嫌取りに、バスタオルとぬいぐるみを持ってきて
「舞ちゃん、黄色は風水でいいのよ~」って。
「風水?」
絶対にバスタオルと、ぬいぐるみは使わないと決めた。

ようやく心の傷も癒えて、リビングで寝るようになりました。
寝ていたら、「舞ちゃん、見返り美人や~ん」と、また写真を撮る。

寝起きの舞は、機嫌悪いで~。

ホラ、ホラーでしょ。 恐いでしょ。

動物病院。 鳥肌が立ちました。
悲しい1日でした。 恐い1日でした。

舞ちゃんレターを発信できて、よかった。
梅ちゃんもトップバッター、頑張ってくれたんよ。
皆さんに聞いてもらえて、気持ちが晴れました。
ママとは様子見で、仲直りをしようと思います。
診察中、洗濯ネットの上からずっと舞を 抱きしめてくれた。
だから舞は、頑張れたのだと思います。 ママ、ありがとう。