マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

奈良散歩7(若草山)

2020年11月25日 | お写んぽ



今日のフォト。 11月、若草山にて。


この風景には、もう「秋色」などいらない。


四人家族、鹿、芒(すすき)
モノクロの時間が、ゆっくりと流れてゆく。


ジャンプすると、太陽に手が届く。
ここは、天国に1番近い場所。






            









山ガールでも、森ガールでもない私が、カメラを抱えて
ハアハア、フウフウ、ヒイヒイ言いながら
若草山の一重目まで、登って来ました。


子供たちが、無邪気に戯れる。









途中ですれ違う下山する人に、何度尋ねたことか。


「あとどれくらいですか? あとどれくらいですか?」
皆は一同に、「まだまだ まだまだ」と言う。


一重目のお立ち台には
カメラマンが、夕陽を撮っていました。









「まだまだって、なんやねん」
「今なら、引き返せる。 今なら、引き返せる」


「行くか、戻るか、行くか、戻るか」
そんな葛藤が、頭の中でグルグルしながら


一重目に登って
ここでシカさんを見た時、泣きそうでした。


「ああ、来てよかった。ああ、来てよかった」









「幸せの環」


加工写真では、ありません。


ベンチに座っている四人家族を撮っていたら
こんな「環」が、出来ていました。


これはきっと、ご褒美。
写真の神さまからの 贈りもの。


晩秋の奈良は、素晴らしかったです。
シカさん、LOVEです。








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