マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

愛猫・まい(舞)への面会

2006年10月26日 | 猫・にゃんこ
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夕方6時にまい(舞)に面会して来ました。
先生や看護婦さんにはお世話になったお礼を言い
まいの様子もお伺いしました。

昨日電話でも報告は受けていましたが
「肉眼で見える限りの腫瘍は全部取り除きました」
これで十分だと思いました。
まいはヘルニアもあったそうで、その手術もしてくれたようです。
この子はまるで病気のトラブルメーカーのようです。(笑)

「まいちゃん、偉かったのよ。とってもがんばってくれました」
看護婦さんはそんなこと言ってくれました。
褒められると嬉しいです。

看護婦さんがまいを診察台へ連れて来てくれました。
他にも動物が入院しているため
私たちは入院ルームには入れません。

前回のことでまいも事情を察しているのでしょう。
この嫌なことをして、今度おうちに帰った時は
猫可愛がりしてもらえるからがんばろうと思っているかもしれません。

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立て板に水のごとく鳴いて私に訴えます。
何を言っているのかわかりません。
猫は人間の言うことがわかるのに
人間は猫の言葉がわかりません。
人間の言う「NO」も「Yes」も猫はわかっている。

なのにママはまいの言う言葉がわかりません。
きっと「まい、痛かった。まい、怖かった」と言っているのでしょう。
「なんでまいだけこんなことするん?」って言っているようにも聞こえます。
とにかく診察台では鳴きまくりでした。

私に体をスリスリして、もう凄いリアクションです。
「まいはえらかったね。まいはいい子だね」
そんなことを声かけてやりました。

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これは前回の手術の時の写真ですが
前回よりエリザベスカラーが大きくてつらいようです。
点滴の添え木も今回は外れています。
まいも慣れたようです。

前回の手術から50日余りでせっかく生えそろった毛も
また剃り毛されてしまいました。
ハイソックスを履いたような後ろ足も少し血がにじんでいます。
こんなの見ると切ないです。

「まい、また明日来るからね。いい子にしててね」
そう言って看護婦さんにまいを手渡しました。

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前回、縫合の間から出血もあったので
「今回は少し細かく縫ってあります」と言ってくださいました。
「順調なら土曜日に退院しましょう」
そんなことを言ってくれました。

いつも心のどこかにまいの2度目の手術のことがあって
気持ちが晴れなかったけれど、これでホッとしました。

退院の土曜日が待ち遠しいです。




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愛猫・まい(舞)の2度目の手術

2006年10月25日 | 猫・にゃんこ
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今週も半ばですが・・・
相変わらず我が家の猫騒動は続いています。
今日はまい(舞)の2度目の乳腺腫瘍の手術です。

1度目の手術で病理検査の結果は良性でしたが
乳腺に腫瘍がある限り
放置していると良性が悪性になることも多いそうです。
(良性腫瘍の悪性化)

せっかく片方を摘出手術したのですから
獣医さんとも相談してもう片方も手術してやろうと決心しました。

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ここに至るまで飼い主にも葛藤はありました。
良性ならもうあんな可愛そうな手術は
2度と受けさせたくないという想い。
まいの手術は避妊の手術より、はるかに壮絶です。

なにしろ手の付け根から足の付け根まで開腹するのですから
小さなまいにとって精神的にも肉体的にもかなりのダメージです。

前回の手術で、抜糸した時点から2度目の手術が出来ると
獣医さんは言われましたが
さすがに連続して2度目は出来ませんでした。

でも一旦家に帰って、普通の生活に戻ると決心が鈍ります。
けれどするなら寒くならないうちにと思っていました。
こんな天真爛漫な寝顔を見ていると、本当に躊躇われます。

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今日は午前中の来院。
そして午後から2度目の乳腺腫瘍摘出の手術。
明日の午前中まで面会謝絶。(ウトウトしているらしいから)
面会は明日の夕方になります。

この子は我が家では一番のムードメーカーなので
数日いないだけで寂しいです。
どの子もみんな同じだけ可愛いけれど・・・。

夕方手術が無事に終わったという電話が届きました。
「腫瘍は肉眼で見える限り全部取り除きました」
その言葉にホッとしました。

明日の夜、面会に行ってこよう。
きっとまいは私を見て訴えることでしょう。

「ママ!まいはがんばったよ」
リアクションの大きなまいの姿を想像しながらこのエントリを書いています。



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愛猫・めぐ(恵)の退院

2006年10月24日 | 猫・にゃんこ
夕方、めぐを連れに行って来ました。
捕獲器の中に入れられて、布をかぶせてありました。
「めぐ~」って呼ぶと、消え入りそうな声で「ニャォ~」と鳴きました。
「偉かったね。よくがんばったね。めぐは強い子だ」
そう言って撫でてやりました。
「早くおうちに帰ろう」・・・・

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帰宅して、ゲージの中へ入れてやりました。
ここがめぐにとって一番落ち着くところなのです。
いつもはすぐにゲージの2階に上がるのに、じっとしています。
捕獲器の中で震えていたのがやっと止まりました。
でもまだ低姿勢でじっとしています。

ひとつだけ心配していたことがありました。
めぐのおっぱいが大きくなっていたので妊娠しているのではないかと。
でも大丈夫でした。お腹には赤ちゃんはいませんでした。

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避妊の手術は無事に終わりました。
健康診断の結果、めぐは健康優良児と判明しました。

血液・生化学検査の結果はすべて平均値。
猫エイズ マイナス反応
猫白血病 マイナス反応
長方形の白い板のようなものが猫エイズと猫白血病の
測定器です。

ウイルスの予防接種証明書も頂いてきました。
あと、回虫駆除の注射とノミ取りの薬もしてもらいました。

めぐはもう保護した時のような栄養失調でも何でもありません。
私もこれでホッとしました。

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少しだけ剃り毛されて、黒い糸で縫合してあります。
傷口は痛々しいです。
でもまい(舞)姉ちゃんなんてもっと大きく剃られていたんだよ。
すぐに毛は生え揃うからね。
この糸はとける糸なので、抜糸に連れて行く必要はありません。
めぐに「もう病院は嫌だもんね」って言ってやりました。
ゲージに入れると次第に落ち着いてきました。

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ゲージの2階はめぐの寝室。
やっぱりここが一番落ち着くのね。
めぐは眠むそうな顔をして来ました。
リリー姉ちゃんの雪の日のうさこちゃんもあります。
たった1泊だったけれど、めぐがいない夜は寂しかった。

お嫁に行って、もし馴染めなかったら帰っておいで。
無理していなくてもいいんだよ。
ここがめぐのママのおうち。
段々別れが辛くなる。

帰宅後、痛い思いをしてきたのに私を噛まなかった。
避妊の手術もして、健康診断もして
めぐはやっと飼い猫になれました。

幸せな一生を送ってほしいと思います。




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愛猫・めぐ(恵)の避妊手術

2006年10月23日 | 猫・にゃんこ
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植物園でめぐ(恵)を保護して明日で1ヶ月です。
毎日食欲旺盛で
保護した時の栄養失調が改善されました。
今の体重はまい(舞)よりも重くなりました。

そして今日やっと避妊の手術をすることになりました。
10時に動物病院へ連れて行きました。

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めぐは気性の荒い子だから
動物病院でキャリーバックから出す時
先生を噛むことも考えて
保護した時の捕獲器に入れて連れて行きました。
昨夜以来絶食のめぐは
食事ほしさに、今朝はすぐに捕獲器の中に入りました。

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これなら凶暴になった時
捕獲器の中に入れたまま麻酔注射が出来るそうです。
万が一のことを考えての策でした。
移動の際は、怖くないようにと捕獲器を布で包んで運びました。

気性が荒いというのは語弊があるかもしれません。
めぐはそれだけ一人ぼっちで壮絶なノラの生活をしていて
すべてに対して不信感を抱いていたのかも。

1ヶ月の間にやっと私たち家族の愛情が伝わり信じたのに
また訳のわからないところへ連れて行かれるという恐怖。
それに対して死に物狂いで抵抗する迫力がめぐにはありました。

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長い間のノラの生活で、保護した時は衰弱しきって
もうこれ以上放置すると死ぬだろうところまで来ていました。
めぐ(恵)は気持ちも荒んで、私たち家族に噛み付きました。
血が出るほど噛み付いて、私の手は傷だらけになりました。

けれど私たち家族の愛情が少しずつめぐを変えてゆきました。
だんだんと私たちに甘噛みすることを覚え
スリスリして甘えることも覚えました。

まだうちの三姉妹の猫たちと馴染めないし
いずれお嫁に行ってしまう子だから、ストレスを与えてはいけないし
めぐだけは、娘の部屋で群れさせずに飼っています。

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今は私が家にいる時は
ゲージから出して部屋を自由にさせています。
すっかりリラックスして気持ちの優しい子になりました。

保護する時手伝ってくれた友人の猫姫さまも
今日は一緒に動物病院へ行ってくれました。

避妊の手術と血液検査とワクチンの予防接種
それにぎょう虫検査とノミ取りの薬と
すべてフルコースでお願いしました。

手術は今日の午後。
1泊入院して明日の夕方退院です。
そして傷が癒えると、数日後には里親さんのところへお嫁入りです。
めぐとのお別れの日も近いです。





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涙そうそう

2006年10月22日 | 映画
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映画「涙そうそう」を観て来ました。

名曲「涙そうそう」から生まれた恋より切ない愛の物語。
沖縄の美しい海を背景に血のつながらない兄妹の愛。
親のいない二人が肩を寄せ合ってひたむきに生きる姿は
切なくて、涙をそそります。

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「そうそう」とは沖縄の方言で
「涙がとめどなく溢れる、ポロポロ止まらない」という意味です。

高校になって洋太郎のところに島からカオルが出てきます。
二人は一緒に住み始め、貧しいけれど楽しい日々が。
兄は妹を想い、妹は兄を想い・・・
自分のことよりもお互いのことを大切に想います。

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「カオル」
「兄ィニィ」
「カオル」
「兄ィニィ」

この呼び方がまた切なさ残ります。

Namida0610224

沖縄の方言での話し方や沖縄の美しい海。
素晴らしいなぁ・・・と感動しました。
那覇市の農連市場や沖縄料理店やエイサー踊りなど
素朴な沖縄もみられました。

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妻夫木君は妹想いの働き者の純真な青年。
みごとに役を演じました。

長澤まさみちゃんは
素朴であどけなさが残る高校生から大人の女性へ。
15歳から20歳までの心の変化を上手く表現して
体当たりの精一杯の演技でした。

Namida0610225

ピュアなんです。
もう泣けて、泣けて・・・
私が「涙そうそう」でした。

久しぶりに初恋の味。
タオル地のハンカチを持って映画館へ行ってください。




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