豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

“ララミー牧場”と“ライフルマン”

2008年02月19日 | テレビ&ポップス
 
 西部劇ネタのつづき・・。
 
 ぼくが子どもの頃に見ていたテレビの西部劇番組は前回書いたとおりだが、当時出ていた“テレビジョン・エイジ”というテレビ番組紹介雑誌(月刊だったと思う)の記事で、印象的だったのが1つある。

 それは、“ララミー牧場”に出演していた末っ子アンディ役と、“ライフルマン”のチャック・コナーズの息子マーク役の子役は、実の兄弟であるという記事だった。そして、二人が日常生活で仲良く並んでほほ笑んでいる写真が載っていた。
 
 “テレビジョン・エイジ”は見つからなかったのだが、先日ネットで買った「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社)をみると、“ララミー牧場”の項に、弟のアンディ少年(ロバート・クロフォード・ジュニア)と紹介があり(40頁)、“ライフルマン”の項には、一人息子マーク(ジョニー・クロフォード)とあるから(44頁)、やっぱりこの二人が実の兄弟(クロフォード兄弟!)であるという記事の記憶は間違いないだろう。ララミー牧場のほうが兄である。
 マークの写真は載っているのに、アンディの写真は掲載されていないが、“ララミー牧場”のアンディ少年の顔も、マークと似た面長で涼しげな目をした子役だった。

 なお、“ララミー牧場”のスリムとジェス[ロバート・フラー]とアンディは兄弟だと記憶していたが、この雑誌を読んで、ジェスは流れ者の他人だったことを思い出した。したがってアンディを「末っ子」というのは不正確である。

 ついでの思い出で、“バット・マスターソン”に出てくるワイアット・アープ役の俳優はブ男で、逆に“保安官ワイアット・アープ”に出てくるバット・マスターソン役の役者は不細工だった。主人公が違うのだから、まあ当然ではあるが・・。
 この雑誌で、その不細工ぶりを確認しようと思ったが、“バット・マスターソン”に関してはジーン・バリーの写真しか(39頁)、“保安官ワイアット・アープ”についてはヒュー・オブライエンの写真しか載っていなかった(55頁)。

 “ローン・レンジャー”は、主人公たちが馬に乗って西部の荒野を駆けめぐっていたように見えたが、実はほとんどのシーンがスタジオ撮影だったと思う。

 もう一つ、ついでに、“名犬リンチンチン”というのもよく見ていた。題名の語感が悪かったのか、後に“名犬リンティー”と改名されたはずである。“アニーよ銃をとれ!”も子ども向け西部劇だった。
 肩から拳銃ベルトをかけた“モーガン警部”なんてのもあったが、あれは西部劇の範疇に入るのかどうか。

 * 写真は、BS fan MOOK21『懐かしき場面写真とエピソードで綴る--アメリカTVドラマ50年』(共同通信社、2003年)の表紙。

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