チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

及第粥(カプタイチョ)

2010年10月10日 | 香港
小雨、24度、96%


 香港のローカルな料理の筆頭はと言えば、ワンタンメンにお粥かしら?ワンタンメンは、高級なものは聞かないけれど、お粥はピンからキリまである。


 そして、ピンがおいしくてキリがおいしくないと言うことはない。
そこが、香港。

 屋台のお粥やから、糖朝のような高めの店までさまざま。

御粥の種類も組み合わせることでと20以上できる。

 どのお粥が香港人にとって最もポピュラーかは、諸説あるが、ピータンと豚肉の入った
皮蚕痩肉粥とこの及第粥ではないだろうか。

 及第粥、豚の内臓が5種類ほどはいいたもの。
形態や想像から気持ち悪いかもしれないが、臭みもなくすんなりと食べれる。


         


 この及第粥、どのお店のメニューにもある。
この写真のものは、香港島の上環の地下鉄のすぐそばにある生記のもの。

    折りたたみにいすに折りたたみのテーブル、20人も入れば一杯の店。 当然、合席となる。

 家人は、このような店のお粥を召し上がらない。 このような店に、お連れするような女友人
を持たないわたしは、一人で行くこととなる。

 朝、6時30分開店。7時前に着いた私は、及第粥を待っていた。
外の道にベンツが入ってきた、車から降りた二人の男性、この店に似合わずネクタイを締めている。空いていた、わたしのテーブルに合席。

 席に着くなり、注文もしないのに、店の人が、中国の焼酎をコップに入れて持ってきた。
うんうん、おなじみの客なんだ。黙っていても、お粥も出てくる。

  後でわかったのだが、日本にも輸入されているオイスターソースで有名な李錦記の社長
だった。  香港人らしい一面。おいしい店、安い店に、体裁なく行く。


この、生記のお粥には必ずたれがついて来る。

        このたれ、たまり醤油で作ったものだが、きっと、李錦記の醤油を使っているに違いない。
コメント (1)
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